こんにちは、21卒内定者で本記事の担当ライターのりょうたです。
就活では外資系メーカー、戦略コンサルを中心に見ていました。
21年から外資系消費財メーカーのマーケティング職入社予定です。
複数ある就活サイトですが、正直どれを使用すべきか分からない方も多いのではないでしょうか。私自身も就活時に、数が多すぎてどれを登録しようか困惑した覚えがあります。
今回は就活サイト徹底比較ということで、私がサイトを実際に使用した体験談を交えながら特徴やメリットについて紹介していきます。
そして本記事では人気の就活サイトでもある「外資就活ドットコム」について自身の就活での使用体験などを基に感想やポイントに関してまとめていきたいと思います。
この記事の目次
【外資就活ドットコムの評判】21卒内定者の感想や登録するメリットを紹介
外資就活ドットコムと言えば、その名の通り外資系企業を受ける就活生の多くが利用している就活サイトだと思います。
筆者が就職活動をしているときにも、周りのほぼ全ての就活仲間がこのサイトを使用していいたので、わりとメジャーなものだと思います。
それではここから、外資就活ドットコムの特徴やメリット、具体的に筆者が使用しての感想に関して紹介していきます。
外資就活ドットコムとは
始めにそもそも外資就活ドットコムとはどのようなものなのかという点から理解を深めていきましょう。
外資就活ドットコム自体がどのようなものかを把握し、次にどのような機能があるのかについても確認してきましょう。
どのようなことが出来るのかを知ることで自分に合うサイトなのか、使用する価値があるのかを判断できると思います。
外資就活ドットコムの機能としては、主に以下の5つがあります。
- 外資系・日系大手企業の求人情報
- 過去の選考体験記
- 内定者のES
- 就活コラム
- コミュニティへの参加
それでは各機能を見ていきましょう。
①外資系・日系大手企業の求人情報
求人情報に関しては全ての就活サイトで掲載されていますが、外資就活ドットコムは主にトップ企業の求人情報を掲載しています。
1つの就活サイトに登録しておくだけでES提出期限や説明会などの選考情報を一覧で見ることが出来るので、ESを提出しそびれるなどのハプニングが起きにくくなると思います。
就活の時期はやる事も多く、予定の管理などをしっかりしていないといけないのでこのようなサイトで一元的に管理することは大変に有効な策と言えます。
②過去の選考体験記
過去の選考体験記では、企業ごとの選考フローや選考の詳細を見ることが出来ます。
面接の雰囲気や質問内容、どのような点に気を付けるべきなのかなどが細かく書いてあるので非常に参考になります。
複数の事例が書いてあるので、数人のケースを読みながら当日のイメージを膨らませていくといいと思います。
当日のイメージが湧くだけで、緊張感も和らぐうえに気持ちの余裕を作ることが出来るので、とてもオススメです。
③内定者のES
外資就活ドットコム内では、内定者のESを見ることもできます。また、求人情報と同様に難関企業の掲載が充実しているので、難関を狙っている学生には嬉しいと思います。
ESを多く読むことは型にはまりすぎてしまい、自己アピールができなくなりがちです。そのためあまりオススメしませんが、その企業の傾向やどのようなESがウケるのかという点を掴むとの目的意識の元であれば上手に活用できると思います。
基本的にESの設問は例年同じ企業が多いので、マイページ登録などが始まる前から事前に設問を見て、書いておきたいという人も活用できるかと思います。
④就活コラム
次に就活コラムを読むことが出来ます。外資就活ドットコムでは、選考突破法・TOEIC
就活全般に役立つ質の高い情報が定期的に配信されているので、就活コラム目当てに登録している学生が多いとも聞きます。
業界や企業についてもう少し詳しく知りたいという意見もあると思うので、そういう方には外資就活ドットコムは非常に合っているかと思います。
⑤コミュニティへの参加
最後に、「コミュニティへの参加」です。コミュニティへの参加とは、就活生が立てたスレッドで情報交換を出来る機能です。
例えば、「22卒コンサルティング業界を志望している学生」などのスレッドがたっていて、その中では具体的な選考の日程や、すでに結果をもらった学生はいるのかいないのか、面接の雰囲気がどのような感じだったのかを意見交換している形です。
志望業界のみの話をしているTwitterのようなイメージです。そのため、情報収集という点においては非常に速いです。ただ、投稿しているのはあくまでも同じ就活生という点は考慮しておくといいと思います。
3つの特徴・メリット
次に、就活情報サイトは多数ある中で、外資就活ドットコムは何が違うのか、どのような特徴があるのかという点について厳選して3点紹介していきます。
特徴・メリット①外資系・日系大手企業がメイン
1点目の特徴として、「掲載している企業が外資系・日系大手に絞られている」という点が挙げられます。
外資就活ドットコムのホームページを見ると、自社サイトの事を、
プロフェッショナルを目指す学生のための就職活動支援メディア
と説明しています。
就活情報サイトは多数ありますが、サイトによってメインで紹介している企業に色があります。サイトによっては一部上場企業のみしか載せないモノもあれば、逆にベンチャー企業をメインで載せているようなサイトも存在しています。
外資就活ドットコムでは主に、外資系や日系大手企業をメインターゲットに紹介しているのでその領域に興味のある学生にはぴったりのサイトと言えます。
ただ反対に言えば、ベンチャー企業をメインに志望している学生からすると、見たい企業の層がずれてしまうためあまりオススメ出来ないものとも言えます。
特徴・メリット②就活コラムの情報が有益
2点目の特徴として、「就活コラムの情報が有益」という点が挙げられます。
外資就活ドットコムのサイト内には、就活コラムというパートがあり、そこでは就活において役立つコラムが多数投稿されています。
・「マーケティングを理解する上で重要な3つの視点」
・「マッキンゼー出身者が教えるフェルミ推定の解き方」
これらは外資就活ドットコム側が、その領域に詳しいライターに記事を書いてもらっているため、サイトの質は非常に高いです。実際に記事を書いている人は、その業界で元々働いていた人が多いため、より詳しい情報に触れることができます。
私自身も、業界研究や、企業研究のためにビジネスコラムを多数読んで、理解を深めていました。質の高い記事が多数上がっているからこそ、読んでいて飽きずに、学びになるものばかリな点も非常に良い点です。
特徴・メリット③周りの就活生の状況の把握も可能
外資就活ドットコム3つ目の特徴としては、「周りの就活生の状況の把握も可能」という点が挙げられます。
具体的には、外資就活ドットコムのアプリ内に掲示板が存在していて、各業界を受けている就活生のコメントがリアルタイムで確認できるようになっています。(2ちゃんねるのようなイメージ)
それによって例えば、現在の選考状況や、選考フロー、時に選考内容に関して他の就活生に確認することが出来たり、全体の人数の把握など様々な情報を得ることが可能です。
私自身も就活時に、選考に関する質問を挙げたり、掲示板の内容を見ることで選考に活かすなど活用していました。常にリアルタイムで周りの就活生の動きに関して確認できるというのは、周りの状況が気になる就活時に非常に便利且つ有益なサイトだと思います。
※注意点として、嘘の選考情報を流している人が例年いるらしいので、情報リテラシーをしっかり持って流されないように気を付けるといいと思います。
21卒内定者の使用体験談
次に筆者が実際に使用しての感想を紹介していきます。
具体的には、上記の特徴でも記載した通り、有益な情報が詰まったビジネスコラムが多数読めることから、外資系メーカーの中でもマーケティング職やファイナンス職、セールスなどの職種ごとにどのような役割なのかや違いに関して把握したり、どのようなスキルが求められるのかという具体的な部分や、同じ業界の中でも各企業のカルチャーの違いなどを調べる際に多く使用していました。
業界研究や企業研究は就職活動において非常に重要で、自身が志望する企業の業界やビジネスに関しての理解がないと、面接において志望度をアピールすることも難しくなるため。この点についてはくまなく読んで理解度を高めることに役立てられると非常に有益だと考えています。
外資就活ドットコムの評判・口コミ
外資就活ドットコムに関しての評判や口コミについて紹介していきます。高い評価を得ているものもあれば、低い評価を得ている場合もあるので、今回はより具体的に外資就活ドットコムに関して知ることが出来るようにどちらも紹介していきます。
高評価の例
高評価としては、主に就活コラムに関しての評価コメントが多く、また「外資系企業を目指すのであれば必ず登録しておくべきサイト」といわれています。
就活生へ
就活時にみていたのは以下のサイト。
・外資就活
・Goodfind
・linkedin(海外市場を知るのに👍)
特に外資就活はよくみてました。様々な情報の中から意思決定をする必要があるけど、結局、自分が何をしたいのか。それを反芻し、自分に自信ををもって意思決定をしたらいいと思います。— 長谷川信寿 (@Magician5410) September 10, 2020
就活コラムについては、登録せずとも読めますし、比較的頻繁に新しい記事が更新されているので、自分の志望業界に関係しているものだけでも定期的にチェックしておくと有益だと思います。
また、外資就活ドットコムは大多数が難関大学の学生に利用されているとのデータが出ています。掲載企業が比較的難関企業といわれているところが多いことからもこのような結果になっているのだと思います。
低評価の例
低評価の例としては、「他人の就活状況が気になってしまう」「早い時期から登録していないと意味がない」「掲示板の情報は正しい情報化分からない」などのネガティブコメントが見受けられました。
他人の就活状況が気になってしまうという点については、掲示板のメリットの裏返しになると思いますが、他の就活生の状況はあくまで他の人と切り分けられる必要があると思います。そこで流されてしまわないように、情報を情報として捉える自身の受け取る姿勢も重要だと思います。また、匿名でコメントを投稿することが出来る環境でもあるので、本当ではない事を勝手に投稿している人も一定数いるかもしれません。情報リテラシーを持って、すべてを鵜呑みにしないような注意が必要だといえると思います。
また、早い時期から登録していない意味がないという点については、基本的に外資系企業の選考は早期から始まり早期に終わるので、早い内に登録しておいてインターンシップに参加する必要があるという意味で書かれているのだと思います。
早い段階で少しでも外資系企業に興味がある場合には登録おくだけでもインターンシップの募集情報などを得ることが出来るので、登録をオススメしています。
外資就活ドットコムを使用すべき就活生・ターゲット
外資就活ドットコムを使用すべき就活生のターゲット像は、「大手やトップ企業を目指す学生」といえます。
先に紹介した通り、外資就活ドットコムは主に外資系企業や日系の大手企業をメインに紹介していることからそのような層の企業に行きたい人には非常にオススメのサイトです。
ただ、ビジネスコラムに関しては大手志望・ベンチャー志望関係なく読んで損はない内容になっているので、是非チェックしてみるといいと思います。
業界理解・企業理解・職種理解は年々求められている傾向を感じますし、実際に面接においても各レイヤーにおいて具体的に深掘りをされました。志望業界の特徴や他の業界との違いやビジネスモデル、企業の競合他社との違いなど、細かい点まで気を付けながら研究をしておくといいと思います。
コロナ禍においては企業の中の人と繋がるチャンスがなかなかないからこそ、情報収集・業界企業研究が非常に重要だといえます。
まとめ
今回は就活サイトの使用体験談ということで、外資就活ドットコムに関してまとめていきました。
就活は情報戦といわれますが、個人的にも経験してみて強く感じるポイントでした。また企業の理解度やビジネスの理解などは、特にインターンシップやジョブにおいては重要視されていて、そこで価値を発揮する上で役立つものも外資就活ドットコムには詰まっていると感じます。
外資系企業志望者、大手企業志望者は入れておいて損はないサイトなので、是非チェックしてみるといいと思います。