【最終面接】質問の傾向と対策ポイント 徹底解説

こんにちは、就活マスターのサトルです。

今回は、最終面接に関する悩みを解決する記事を書いていきます。就活生の中には最終面接まで進んだけど、何を聞かれるのか気になったりどのように点に意識していけば内定を獲得することが出来るのか不安な人も多いと思います。

 

今回は実際に筆者が外資系企業の最終面接を何度か受けた中で聞かれた質問のみを紹介した上で、最終面接における気を付ける点や通過するポイントを解説していきます。

筆者は就職活動において最終面接まで進んだのは3回で、その全てから内定を頂きました。そのため、ある程度最終面接での通過するポイントは心得ていると思います。

 

最終面接を控えている就活生はこの記事を読んで、内定獲得のために準備してみてください。

内定はもう目の前!笑って終われるように注意点を確認していこう!

【最終面接】質問の傾向と対策ポイント 徹底解説

最終面接は、その名の通り内定前の最後の面接です。

内定が目前が故に緊張も大きいかと思います。そこで面接でどんなことを聞かれるのかを把握しておくと緊張も和らいでくると思います。

今回は自身の経験ともに他の方の経験なども交えながら体系的に面接のパターンを解説していきます。

最終面接の質問5パターン

まずは、最終面接で聞かれる質問のパターンから紹介していきます。いくつかの選考を受けた上で分離できる質問のパターンは以下の5パターンです。

  1. 価値観を問う
  2. 志望度を問う
  3. 選考の感想を問う
  4. 将来ビジョンを問う
  5. 逆質問

 

もちろん業界・企業によって全く聞かれないポイントや、ここにはないことを聞かれることもあるとは思いますが、基本的にはこの5パターンで大半をカバーできると考えています。

それでは、それぞれについて細かく説明を加えてきます。

 

, 価値観を問う

初めに「価値観」を問う質問です。この質問は、企業と学生とのマッチングを重要視する会社では多く聞かれる質問です。

 

価値観を問う質問では、筆者自身の半生・価値観などを言語化させられる機会がありました。物事に対する考え方や、自分という存在についてどのように捉えているのか等を深く掘り下げられるような質問です。

 

具体的な質問として、以下のようなものがありました。

具体的質問
・これまでで最も辛い経験・楽しい経験
・どんな人が嫌いか

 

過去20年間ぐらいをどのように自分として捉えていて自分という存在をどこまで深く知っているのか自分の中に大事にしている価値観があるのかなどをかなり時間かけて聞かれるような形です。

 

最終面接では基本的に役員が登場するため、自分の3倍くらい長く生きている人から人生を振り返るような質問をされるようなイメージです。だからこそ、自分を見つめなおし理解するために徹することが非常に重要になってきます。

就職活動ではよく「自己分析」と言われるけど、「過去の自分・現在の自分」の両方の理解度を向上させていくことが難関企業内定への重要な鍵だと思うよ。

 

, 志望度を問う

次に「志望度」です。志望度も面接においてほぼ必ず聞かれる質問項目です。役員も志望度によって、内定を出すか否かを判断しようとしています。

 

会社によっては、第一志望と言わないと内定を出さないような会社もあるため、志望度の高さをアピールすることは非常に重要です。

具体的な質問は、以下のようなものです。

具体的質問
・弊社の志望度はどうですか?
・志望理由
・不安がある点
・他社のほうが優れている点

 

また、企業に対するプラスの側面以外にも、不安に思っていることなどネガティブな側面を聞いてくることもあります。その場合はマイナス面も考えた上で、プラスの面のほうが大きく上回ることを主張する必要があります。

 

志望度の高さを示すことが出来るかは、最後に内定を獲得できるか否かの大きな差分になりますので、十分に志望動機のチェック・表情・熱意は準備していきましょう。

 

, 選考の感想を問う

次に「選考の感想」に関する質問です。これらはアイスブレイク程度に最初に質問される場合もあれば、選考途中でがっつりと深く質問される場合もありました。

 

過去の選考の感想を問い、その会社への印象や志望度の変化などを聞いてくるパターンも多いです。

具体的質問
・何を学んだか
・社員の印象はどうだったか
・他の学生の印象、強み
・志望度は変化したか

 

選考の中で何を吸収し、自分の成長のために反映させているのか、その学生の成長速度や素直さなどを確認しようとしている側面も考えられます。筆者がある会社のジョブ選考の際に、1つの選考が終わるごとに社員との面談が設けられている場合もありました。

 

毎回毎回の選考後には、その選考での内容や、学んだこと、反省点などを書いておくと、自分自身の振り返りにもなる上に、最終面接でのアピールにも繋がります。面接官の社員の名前を覚えておいた上で、話に出すことも出来れば、人柄の良さや熱心さを伝えることにもつながると思います。

社員との接点を持つことが出来る面接やジョブは重要なチャンスです。その後の選考で活かすことが出来るようにアクションしましょう。

 

, 将来ビジョンを問う

次によくある質問として、「将来のビジョンやキャリアプラン」を聞いてくるパターンがあります。これも志望度と同じくらいに聞かれることが多い質問だと思います。

 

ここで、見当違いなやりたいことを言ったりキャリアステップがずれていると、あまり調べられていないなと印象が悪くなるため、この点については事前に入念に調べておきましょう。

具体的質問
・5年後、10年後のキャリアステップ
・弊社で成し遂げたい事

 

最終面接前に、その会社でどのように働くかのイメージを持っているかを具体化していきましょう。

 

, 逆質問

最後に「逆質問」です。お互いの認識の齟齬をなくすために、逆質問の時間は基本的に設けられていることが多いです。時間にもよりますが、最低でも3つ程度は事前に準備しておくといいと思います。

 

質問をしないのは基本的に印象が悪くなるので、気を付けましょう。特に聞きたい事がないというのは志望度がそこまで高くないのではないかと思われる事に繋がってしまいます。

会社情報などをHP等を見て確認したうえで、気になる点、聞きたい点をまとめておくといいと思います。

 

最終面接気を付けるべきポイント

次に上記の質問を踏まえた上で、最終面接ではどのような点を気にすべきかを説明していきます。基本的には最終面接までの面接やジョブなどで、あなたのハードスキル面は基準値に達していると判断されていると考えていいです。

 

ハードスキル→形式化された知識やそれを使いこなす技能(スキル

気を付けるべきポイントは以下の3点です。

  1. 人柄
  2. 志望度
  3. カルチャーフィット

各ポイントについて細かく説明していきます。

, 人柄

初めに「人柄」に関してです。人柄自体は、すぐに変えることが難しいので、面接中に悪い印象を与えないように、気を付けていきましょう。

役員の方は基本的に年配な方が多いので、その年代の方が気にするような態度や言葉遣いをしないようにしていけるといいと思います。

もったいないのは緊張しすぎて、“素”の自分でいられないことです。志望度の高い企業であればあるほど、緊張してしまうのは仕方ないのですが、飾った自分ではなく、素の自分で臨むことが最もいいです。ある程度、面接官の方も緊張していることは加味したうえで判断していますが、あまりにもいつもの自分を表現できないのはまずいです。

 

現在はコロナウイルスの影響によって採用活動もweb面接が主なため、細かな点にも注意を払われていることに注意しておきましょう。表情や声はしっかりとチェックしておくといいと思います。

 

Zoomを使用して話す際は、話している時の自分の表情を確認できることがセルフコーチングの観点からも非常に良いと思います。普段からZoomを使用する際に自分がどのような表情で話しているのか、表情の使い分けを意識しながら話すことが出来ると、周りからの見られ方を最大限良くしていくことが出来ると思います。

コロナによるオンライン移行の良い側面を活用していこう。

 

, 志望度

次に「志望度」です。上記の質問においても書きましたが、内定を出すか否かを判断する上で志望度の高さは非常に重要な点です。

「現状弊社の志望度はどれくらいですか?」と直接的に聞かれることもありますし、「他の選考状況はどんな感じですか?」等と遠回しに聞かれる事もあります。志望度の低い学生は内定を出しても入社しないので、基本的に内定を出したがりません。志望度の高さを表すためには、志望理由・逆質問などで表工夫する必要があります。

 

志望理由を確実に聞かれるので、そこで会社への想いを真剣に語ることがまず第一歩です。次に、逆質問の場で入社を前提としたような質問をするのもコツです!

 

逆質問での例
・入社までにやっておくべきことは?
・御社で活躍されている人の特徴は?

 

逆質問での質問の内容・レベルによってその学生の志望度の高さは容易に測ることが出来ます。逆質問も選考の一部なので、最後まで気を抜かずにしましょう。

 

, カルチャーフィット

最後に「カルチャーフィット」です。上記で書いた質問で言えば、価値観の質問に関する点に該当します。

事前に、会社のカルチャーを調べておくことや、社員と話しておくことで雰囲気を掴むことが出来ると思います。どうしても内定が欲しい場合は、自分の話し方や与える印象を寄せることもアリかもしれないですが、入社してから幸せに働けるかを考えてみると、やめておいた方がいいかもしれないです。

 

よほどカルチャーが合わない場合には、事業内容やその他の要素に魅力を感じてもそもそも受けないという選択をするのもいいと思います。

 

まとめ

今回は最終面接に関して、質問と気を付けるべきポイントの両側面から説明していきました。

最終面接まで進んでいる時点でほとんど内定はもらえたようなものです。そこまで進めたことにまずは自信を持ちましょう。そして最後の面接、緊張しすぎずリラックスしてありのままの自分で、役員に想いをぶつけてみましょう。

 

最後は想いの勝負でもあるので、どれだけ真っ直ぐに自分の志望度を表現できるかの場でもあります。今回書いた注意点に気を付けながら、本番を迎えていきましょう。

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