【キミスカ評判】22卒向け!体験者が逆オファー型就活サイトを解説!

ほとんどの就活というものは、就活生が企業にアピールする活動のことでした。その一方、企業が就活生をスカウトするケースも増えてきました。

従来の就活に比べると事例が少ないため、逆オファー型の就活は就活生にとって馴染みがないかもしれません。しかし、馴染みがないからといって利用しないのはもったいないです。本記事では、逆オファー型の就活サイトも活用してきた私が、逆求人サイトの1つであるキミスカに関して体験談を交えながら特徴やメリット・デメリットを紹介してきます。

てるくん
本記事のライターを担当しています、22卒の就活生のてるくんです。
夏はIT系の企業を中心にインターンシップに参加してたところ、ベンチャー企業が自分にあっていると判断し15種類以上の就活サイトを駆使して企業情報を集めています。

【キミスカ評判】22卒向け!体験者が逆オファー型就活サイトを解説!

そして今回はキミスカについて体験談を交えながら紹介していきます。キミスカは逆オファー型の就活サイトで、利用して損がありません。企業側からオファーしてくれるので、就活生によってはたまらない環境になるでしょう。一方でデメリットもあるので、慎重に利用するべき就活サイトでもあります。逆オファー型の就活サイト、キミスカに興味がある人はぜひ参考にしてみて下さい。

キミスカとは一体何?

キミスカは企業からスカウトメールが届く逆オファー型の就活サイトです。学生はプロフィールをES感覚で記入しておくだけ。それを企業がチェックして、興味がある就活生にアプローチを仕掛けることが出来るサービスです。企業と就活生の間でメッセージのやり取りをしたあとに、採用活動に進みます。

他にも企業と就活生の出会いを増やすために、マッチングイベントが開催されていたり、コラム記事を展開しています。

キミスカのサービス内容

キミスカのサービス内容は以下の3つです。

キミスカのサービス内容
  • 逆オファー型の就活サイト
  • 今までの選考結果を利用できるシステム
  • 無料の就活コンサルタント

    それぞれ説明していきます。

    1.逆オファー型の就活サイト

    キミスカは先程述べたとおり、逆オファー型の就活サイトです。従来の就活は学生が企業にドンドンアプローチし、企業が就活生を見極めるものでした。しかし、時代の流れの変化もあり、就活生が企業を選ぶケースも増えてきました。そんな状況の中、企業が就活生にアプローチを送ることができる逆オファー型の就活サイトの需要が大きくなっていきます。

    これらの逆オファー型就活サイトの一つが、キミスカです。キミスカは学生がプロフィールを登録するだけで、企業がアプローチを仕掛けてくれるようにシステムが設計されています。アプローチを仕掛けるために、企業は就活生にメッセージを送信。就活生はそれに応じてメッセージのやり取りをして信頼関係を構築します。その後、スケジュール調整をして採用活動に進みます。
    就活生ではなく、企業が必要な人材だと判断しているため、就活の内定率も比較的高まります。

    2.今までの選考結果をアピールすることができる

    キミスカは今までの選考結果を利用して、就活生がアピールすることができます。
    例えば、就活生A君がIT業界大手A社の最終面接まで選考が通っていたとします。IT業界大手A社は非常に倍率が高く、経営実績もある企業であるのであれば、「就活生A君も優れた能力を持っている可能性が高い」という風に考えることが出来るでしょう。

    のようにして選考結果というのは、就活生の能力の高さを間接的にアピールすることが可能になります。これを元にアピールすることで、人手が困っている企業からスカウトが届くようになるのです。

    従来の就活はESの段階だろうが最終面接だろうが、不採用は不採用でした。しかし、キミスカでは「最終面接まで到達した」という実績が認められるため、就活生の努力が無駄になりづらいです。

    3.就活コンサルタントに無料相談

    キミスカでは就活コンサルタントが多数在籍しています。就活コンサルタントとは、就活における専門知識を活用して、就活生にアドバイスする職業のことです。コンサルタントからアドバイスをもらうのに、何百万というお金が動くこともあります。

    しかし、キミスカの就活コンサルタントは無料で相談することが可能です。わからないことがあったり、悩みがあったりしたら、気軽に就活コンサルタントに相談してもらうことが可能です。

    キミスカのメリット3選

    キミスカのメリットは以下の3つです。

    キミスカのメリット
    • スカウトがたくさん来る
    • 選考に落ちても次に繋げやすい
    • 内定率が上がる

      それぞれ説明していきます。

      メリット1:スカウトがたくさんくる

      キミスカは逆オファー型就活サイトの中でも大手の部類のため、企業数が多くスカウトがたくさんきます。スカウトが多いということは当然、就活を有利にすすめることが可能です。平均20社からスカウトがくるので気持ち的にも楽になります。

      メリット2:落ちても次に繋げやすい

      キミスカは選考結果でアピールすることが可能なので、仮に不採用となってしまっても努力が無駄になりにくいです。もちろん他の就活サイトと組み合わせて利用することで、効率的に就活を進めることが出来るでしょう。

      メリット3:内定率が上がる

      どの企業でも求める人材像というものを設定しています。多くの就活生は、企業が求める人材像をリサーチし、それに自分が適合しているのかどうかを考えながら就活を進めてきました。

      しかし、キミスカでは企業が就活生を吟味しアプローチを仕掛けます。就活生はスカウトがきたら、基本的には企業が求める人材ということになるので、マッチング率は高まります。結果として内定率が高まっていくのです。

      キミスカのデメリット3選

      キミスカのデメリットは以下の3つです。

      キミスカのデメリット
      • 不良企業に出会う確率もある
      • トップ企業の就職は難しい
      • 営業の連絡が多い

        それぞれ説明していきます。

        デメリット1:不良企業に出会う確率もある

        逆オファー型の就活サイトでは企業がアプローチできますが、それは必ずしも就活生にとって良いことではありません。いわゆるブラック企業、も一定数存在するのです。もちろんキミスカも、企業をある程度選別していると思いますが、法律に違反していることが証明できなければ拒否しづらい状況にあるのも事実。そんなグレーな企業が、利用しやすい人材を獲得するために、企業からアプローチをバンバン送れるキミスカを利用するケースがあります。

        就活生目線で見ると、スカウトという言葉は響きがいいものです。どんなに不良企業っぽく見えていても、スカウトという言葉に惑わされ、そのまま採用活動に進むことも少なくありません。キミスカに限らず、逆オファー型のデメリットといえるでしょう。

        デメリット②:トップ企業の就職は難しい

        キミスカではトップ企業の就職はより厳しくなるでしょう。
        トップ企業の多くは就活生から絶大な人気があり、倍率もかなり高いです。当然、優秀な人材も集まりやすいため、わざわざ逆オファーする必要性が低いのです。仮にスカウトで人材を獲得するにしても、逆オファー型の就活サイトではなく、優秀な人材が集まりやすいインターンや、社員からの直接的なアプローチから人材を獲得するでしょう。

        そのため、トップ企業が逆オファー型の就活サイトを利用することはほとんどありませんし、仮に利用していたとしても、逆オファー型から採用する人数は1人か2人ぐらいかと思います。

        デメリット③:営業の連絡が多い

        キミスカは営業の連絡が非常に多いです。キミスカは逆オファー型の就活サイトのため、他の就活サイトに比べても、就活生が利用してくれないと困るわけです。

        例えば、就活生がプロフィールを登録はしているけど、メッセージを全然確認してくれないとします。そうなると当然、企業のスカウトは意味のないものになります。このようなケースが増えてくると、企業としてキミスカを利用する必要性がなくなってきます。

        こうなるとキミスカとしては困るので、就活生がキミスカを積極的に利用してくれるように営業の連絡が増えてしまうのはしょうがないことなのです。営業の連絡が嫌なのであれば、口頭で伝えるか解約してしまったほうがお互いのためでしょう。

        キミスカの正しい使い方

        チャンネルここではキミスカの正しい使い方として、キミスカをオススメできる人と、そうでない人を紹介していきます。

        どんな人にオススメなのか

        キミスカをオススメできる人は以下のような人です。

        キミスカがオススメの人
        • 気持ちを楽にしたい人
        • 楽に就活を進めたい人

          それぞれ説明していきます。

          気持ちを楽にしたい人

          私が思うに、キミスカの最大のメリットは精神的な部分にあります。
          就活は閉塞的になりがちです。「就職できなかったらどうしよう」「自分は社会に求められたいないのではないだろうか?」「ESを早く書かなきゃ!」といった悩みが毎日あるのが就活生なのです。これがエスカレートしてしまい自殺してしまう人も出ているのですから、精神的なケアは就活において非常に重要なのです。

          キミスカでは企業からスカウトが届くので、安心感があります。もちろん人によって効果は違いますし、ポジティブ志向の私は特に効果を感じませんでした。しかし、「社会に求められているのだろうか?」という悩みを抱えている人にとっては、精神的な支えになるのではないでしょうか。

          加えて、就活コンサルタントに相談することもできます。あまりにも精神的な要素が強い相談は、就活コンサルタントには向いていませんが、就活に関連しているのであれば、就活コンサルタントの方々が良い解決案を提示してくれるかもしれません。

          楽に就活を進めたい人

          キミスカは非常に効率よく就活を進めることができます。就活生は基本的にプロフィールを登録するだけで、あとは放置で問題ありません。そして企業からアプローチを仕掛けてくれるので、それに沿って就職活動をするだけです。仮に採用に落ちてしまったとしても、それを実績にすることも可能です。

          もちろん、ここまで安易にキャリアプランを決定するのは危険ですが、キミスカを利用することで効率的に就活を進めることは可能です。サブウェポンとして利用するのであれば、有効的な手段と言えそうです。

          どんな人にオススメではないのか

          キミスカをオススメできない人は以下のような人です。

          キミスカがオススメではない人
          • 主体的に動ける人
          • 大企業に就職したい人

            それぞれ説明していきます。

            主体的に動ける人

            現代社会において、主体的に動けたほうがいいのは言うまでもありません。誰かの言うとおりに行動を決定しているようでは落ちこぼれる時代になってきています。それは就活でも同じことが言えます。

            とはいえ、就活生は人生経験が未熟なので、誰かのアドバイスがないと動けない人も多いでしょう。そういった方々にはキミスカはオススメできます。しかし、自分の意志をもって就活に取り組んでいるのであれば、キミスカはオススメできません。キミスカのような逆オファー型の就活サイトは魅力的ですが、やはり自分の目で企業を選んだほうが、後悔することが少ないでしょう。

            大企業に就職したい人

            大企業に就職したい人にキミスカはオススメできません。先程も述べたとおり、大企業は求人を募集するだけで何万人もエントリーされます。それだけでもある程度優秀な人材が集まってくる状況なのに、わざわざ手間を掛けてまで逆オファー型の就活サイトを利用するメリットが少ないです。

            そのため、大企業に就職したい人にとってはキミスカは向いていません。リクナビやマイナビのような大手就活サイトからアプローチを仕掛ける、時期が早い段階であれば、インターンに積極的に参加したりして王道スタイルで就活するべきでしょう。

            キミスカの個人的体験談

            私は一時的にキミスカを利用していたことがあります。理由は就活において守備力を高めたかったからです。就活における守備力で最も大事なのは、確実な手段を残しておくことです。そういう意味でもキミスカのような逆オファー型の就活サイトは、守備力を高めるのにいいサービスです。

            私の場合、早い段階で就職活動をしていたので、夏や秋の時期ではとにかく攻めまくっていました。一方でもし就活が成功しなかったことも考えて、安定して内定をもらうことが出来るサービスも必要です。そこで確実に安心できるからこそ、強気な就活を進めることができるからです。

            安定して内定をもらうのであれば、逆オファー型の就活サイトは非常に便利です。もちろん好条件の企業を探し出すのは至難の業ですが、「とりあえず就職する」という意味では非常に優れたサービスです。

            ですが、時間が進むにつれて就活の方向性が定まってきて、キミスカは必要ないと判断し、その時点ですぐ解約することにしました。営業の連絡がしつこかったからです。キミスカに限らず、利用していない就活サイトは退会しておくことをオススメします。営業の連絡、特に電話は集中力の妨げにしかなりません。無駄なものはカットしておいた方が効率的に行動できます。

            キミスカと併用すべき就活サービス3選

            次にキミスカと併用すべき就活サービスを3選紹介していきます。

            就活サイトは1つで完ぺきではないため、複数使いながら自身に合ったものを使うであったり、利用したいサービスだけ賢く利用するというのがオススメのスタイルです。実際に私も使っていて非常に良かったものもあるので、こちらも合わせて登録することをオススメいたします。

            1.Offerbox

            1つ目が、Offerboxです。

            Offerboxも企業側からスカウトが来る逆求人サイトで、日本では最大級のサービスとなっています。キミスカの競合サービスと考えてもらえればいいかと思います。

            実際に登録企業数は、登録企業数7883社を突破と非常に求人数のバラエティーなども飛んでいる点が魅力の1つです。併用する事でより多くの企業との接点を持つことが出来ると思います。より詳しく知りたい方は以下の記事からチェックしてみてください。

            2.dodaキャンパス

            2つ目に、dodaキャンパスです。

            dodaキャンパスは、就活エージェントの1つで、大手教育企業であるベネッセによって運営されている点が安心な点にも繋がります。

            また、オファー受信率が98%と非常に高確率な点も魅力であると言えます。就活エージェントの良い点として担当のアドバイザーさんが付いて面談等をしてくれるため、多くの就活生を見てきたプロの視点からどのようにすればいいのかアドバイスをもらえるためオススメです。

            3.キャリアチケット

            3つ目に、キャリアチケットです。

            「2020年満足度の高い新卒エージェントの中で“1位”」に選ばれた人気の就活エージェントです。各学生に合った企業を1人あたり平均5社の紹介をしてくれる「量より質」の就活を実現しています。2017年からサービスが開始され、無料なのにもかかわらず内容がとても充実していることから現在では10万人を超える就活生が活用しています。

            まとめ

            キミスカは逆オファー型の就活サイトの中でも、規模が大きく安心感もあります。上手く利用することができれば、強気な就活をすることも可能なので、一度は試してみるべきです。

            ただ、逆オファー型でスカウトをもらったからといって、安易に採用活動を進めないようにしましょう。その企業のビジョンや評判を確認するなど、慎重に就活してくべきです。

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