【就活の靴】「受かる」靴選びのポイントをメンズ・レディース別に紹介

就活ではスーツ選びに苦労される方も多いようですが、印象を左右するという意味では「靴」選びも実は重要です。就活において自分を最大限アピールするためにも靴選びにもこだわりましょう。

一方で、靴といっても様々なデザインや色、素材、つま先のものが販売されており、初めて就活用の靴を購入される方は「どんな靴を選べばいいの?」「色やデザインはどうすればいいの?」「パンプスのヒールの高さはどうしたらいいの?」など不安に思っている方もいるかもしれません。

今回の記事では靴を選ぶ際のポイントをメンズ・レディース別に解説します。

bierlieber
現在、金融機関に勤務しています。就活では総合商社や大手金融機関から内定を頂きました。その時の経験を活かして読者の方のお役に立つ就活情報を発信しています。

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【就活の靴】「受かる」靴選びのポイントをメンズ・レディース別に紹介

実際にあまり考えずに選んでしまうと靴選びに失敗し、面接で良くない印象を与えてしまいかねません。そこで本記事では、靴の種類やオススメの商品まで網羅的にメンズ・レディース別で紹介していきます!

就活は靴選びから始まっている

面接という短い時間で学生のことを判断する必要があるので、学生の受け答えや行動だけでなく、面接官は皆さんが思っている以上に外見や身だしなみをチェックしています。最近ではカジュアル面接も増えていますが、その場合でもしっかり身だしなみを整えてから行きましょう。

身だしなみの中でも靴は多くの就活生が見落としがちなポイントです。靴も面接官にとっては重要なチェックポイントですので、しっかりと就活に適切な靴を選んでおきましょう。まさに就活は靴選びから始まっていると言っても過言ではないでしょう。

メンズ・レディースの就活にふさわしい靴の種類とは

それでは、就活にふさわしい靴とは一体どのようなものでしょうか?

結論から申し上げると、就活で履く靴はビジネスシーンであっても違和感がないシンプルなデザインの革靴が正解です。

ここからはメンズ・レディース別にさらに詳しく解説していきます。

メンズの就活にふさわしい靴【デザイン】

就活用の靴を買いに行くと色や形などのデザインが様々な靴が並んでいて、「どれがいいのか」と悩んでしまいがちです。つま先の形状や素材、色に至るまで就活に適したデザインとは何なのかをここから解説したいと思います。

ストレートチップ

ストレートチップとはつま先の甲の部分に横一本のラインがある最もポピュラーなデザインです。一番フォーマルで就活のみならず、冠婚葬祭など様々な場面で活用できる靴なので迷ったらストレートチップを選んでおけば間違いありません。就活用の靴として最もおすすめできます。

プレーントゥ

プレーントゥとは文字通りつま先の甲の部分に飾りのないシンプルなデザインの靴で、「紳士靴の基本形」と言われています。ストレートチップよりはカジュアルですが、ビジネスシーンではストレートチップと並んで最も定番のデザインなので就活にも対応可能です。一方で、甲の部分にシワが寄りやすいという特徴があるので、定期的な手入れが必要になります。また、メダリオンという穴模様のデザインが施された種類もありますが、ビジネスシーンには適さないので注意が必要です。

Uチップ

Uチップとはつま先部分にU字型のステッチが入っており、全体的に丸みのあるデザインです。ビジネスシーンでは多用されることはありませんが、ファッション性が高いので、カジュアルな業界の面接であれば使用しても問題ないでしょう。

ウイングチップは就活に不向き

上記の3種類のデザインと比較して、就活に適さないのがウイングチップのデザインです。つま先にW模様の羽のようなステッチと小さい穴の装飾があり、カジュアル性が高い靴です。おしゃれな雰囲気があるので、魅力的に映りますが、ビジネスシーンでは控えたほうがいいでしょう。

メンズの就活にふさわしい靴【紐・金具】

革靴には甲の部分に紐のあるタイプと紐のないタイプがあります。紐のないタイプはスリッポンタイプで履いたり脱いだりしやすいのですが、カジュアル性が強くビジネスシーンには適していません。したがって、紐のあるタイプを選ぶとよいでしょう。

紐のあるタイプはさらに紐を通す「羽根」が甲の内側に入っている「内羽根」と羽根が外に出ている「外羽根」があります。内羽根のほうが見た目がすっきりしていて、ビジネスシーン向きと言われているので、就活の際には内羽根タイプを選びましょう。

また、中には「金具」や「タッセル」がついているタイプもありますが、カジュアルすぎて就活には向いていないのでやめておきましょう。

メンズの就活にふさわしい靴【革の材】

革の素材にもこだわりましょう。革の素材には牛革などの天然皮革や合成皮革があります。天然皮革はブラシなどで磨くと艶や光沢が出るタイプで、ビジネスシーンにも向いており、就活にも使うことが出来ますし、しっかりお手入れすることで長く使うことも出来ます。

一方で、合成皮革は人工的に作られた素材で価格も安いものが多いのですが、天然皮革のように艶や光沢は出ません。そのため、見た目から「安っぽい」という印象を与えてしまいかねないので、就活では合成皮革ではなく天然の皮革素材を選びましょう。

レディースの就活にふさわしい靴【デザイン】

次にレディースの靴について見ていきましょう。女性が就活に行く際にふさわしい靴とは一体どのような靴でしょうか?

パンプス一択

 

結論から申し上げると女性の場合はクロのパンプス一択です。

パンプスが最もポピュラーかつ無難な靴と言えるでしょう。

とはいってもパンプスを履きなれていない女性も多いと思います。その場合はストラップ付きのパンプスを選べば歩きやすく、快適です。「どうしてもパンプスじゃ嫌!」という方はスーツに合わせやすい靴を探してみるのも選択肢の一つです。

ヒールの高さ

ヒールの高さも様々ですが、3~5cmの高さが一番無難です。また、ヒール部分は太いものだと安定感があって、歩きやすいので、ピンヒールではなく、太めのヒールを探しましょう。

つま先のデザイン

つま先のデザインも様々なものがありますが、迷ったらつま先は丸いウランドトゥもしくは四角いスクエアトゥがよいでしょう。つま先の見えるオープントゥはビジネスには不向きです。

就活に「受かる」靴選びのポイント

就活が始まると1日で何社もの面接を受けることがあり、一日中外で歩いて移動する機会が増えます。したがって、自分に合った歩きやすい靴を選びましょう。ただでさえ、就活ではは着慣れない靴を履くので、選び方が重要です。

自分に合ったサイズを選ぶ

自分に合ったサイズを選ぶことが就活用の靴を選ぶ上で最も大事です。サイズが大きすぎたり、小さすぎるとあるきにくくて疲れてしまったり、靴擦れを起こして、支障をきたします。スーツがのサイズが合っていない人が格好悪く見えるのと同様に、サイズの合っていない靴を履いていると履かれている感があり、悪い意味で目立ってしまいます。デザインやカラーだけでなくサイズにもこだわりましょう。

 

自分に合ったサイズの靴を選ぶためにはスニーカーと同じ感覚で靴を選ばないことです。なぜなら、就活用の靴はかかとから親指までのサイズに対して、スニーカーはつま先の空間を含めた捨て寸という寸法なので、スニーカーだと27cmでも就活用の靴では25cm、なんてことも起こりえます。そのためスニーカー感覚で選ぶとゆるくなってしまいブカブカになります。

一度試着してみる

自分に合ったサイズの靴を選ぶためにも必ず試着することが大事です。特に夕方は足がむくみやすいので、夕方に試着するのがおすすめです。

また、両足で試着することも大事です。左右で足のサイズは異なりますので、それぞれのかかとに手の指を入れて、大きすぎないかどうか、履き心地はどうかを確認しましょう。

なお、試着するときはスーツ用の靴下にしましょう。なぜなら、普通の靴下とスーツ用では厚さが若干異なるからです。手元に無いときはお店で貸してもらい試着しましょう。

もし、フィット感や自分に合ったサイズがわからないときはお店の人に相談するのもよいでしょう。

適切な価格帯の靴を選ぶ

就活用の靴は様々なデザインや種類があり、価格はバラバラですが、1万円から2万円ものであれば問題ないでしょう。無理して高級なものを買う必要もありません。

また、どこで買うかも重要です。スーツショップなどの店頭で購入すればスーツやワイシャツなどを試着して全体的なバランスを見てから決められるのでおすすめです。

最近では、ネットでも靴を購入することが出来ます。ネットでは多くのブランドや価格帯のものを比較検討しながら選ぶことが出来ますが、試着できないことがデメリットになります。就活中は歩く時間が長いので、自分に合ったサイズを選ぶためにもネットはおすすめできません。

就活用の靴の「色」とは

続いて就活用の靴の「色」について見ていきましょう。黒のほかに茶色や紺色もありますが、はたしてどれがいいのでしょうか?

結論から申し上げると「黒」が就活にはふさわしいです。スーツから靴、ベルト、バックすべて黒で揃えるのが就活の基本です。しかも、黒であれば就活だけでなく、冠婚葬祭などのあらゆる場面に使うことが出来ます。茶色や紺色などは一見おしゃれに見えますが、就活というビジネスシーンを想定した場面では華美になりすぎる恐れがあるので、避けましょう。

靴と一緒にスーツやカバンも揃えてしまうのがオススメです!こちらの記事ではスーツとカバンについて細かく紹介しているので、是非確認してみてください。

【メンズ】おすすめの靴5選

就活にふさわしい靴については説明したとおりですが、ここからはおすすめの商品をご紹介します。就活生におすすめな靴はたくさんありますが、これを読めば就活で不安な方も解決です。参考にして、自分にピッタリの靴を手に入れて下さい。

1.ANTONIO DUCATI[アントニオデュカティ]DC1173

バイクのデゥカティ創業者の息子のブランドで、イタリアンらしいおしゃれな切り返しのラインと内皮のオレンジが特徴的です。「キップ」という高級な牛革を使用しているにもかかわらず、価格も10,000円以下でお求めやすく、磨き込めば10,000円とは思えない高級感を醸し出します。デザイン性・耐久性・材質・履き心地が最高の高クオリティの靴です。

2.a.belvetino(黒)

こちらはa.belvetino(アベルベッティノ)というメーカーが販売している日本産の革靴です。

ストレートチップと内羽式が特徴的で、天然の牛革を使用していますが、値段も7,000円程度と手頃なのがおすすめポイントです。どれを買えばいいのか分からない!という方は値段の面からもとりあえず買っておきたい一足です。

3.Raffaello(ラファエロ) RT30-33

  Raffaello(ラファエロ)といえば財布や手帳としても有名ですが、高級な牛革を使用した革靴を15,000円程度で販売しています。軽いカーフ素材と、最先端のマイクロラバーソール(靴底)を採用することで、靴の軽さを追求しています。価格からも社会人になってから履いても大丈夫なクオリティの高さですので、就活で勝負をかけたい学生の方におすすめです。

4.madras Walk MW5502


マドラスウォークのビジネスシューズは「頑丈さ」「疲れづらさ」「耐水性(ゴアテックス仕様)」の3点を追求している高級牛革の革靴です。品質、機能、価格のバランスが丁度良く、スタイルもカッコイイと評判で、無骨なデザインが特徴です。

5.REGAL(リーガル)10JR

REGALの靴は一流企業の社員が愛用している靴で、触った感じの革の厚みからも耐久性の高さが分かります。靴の中の滑りもよく、サラサラな革の仕上がりで、質感は最高。セミマッケイ式製法という通常であれば『コバ』という靴と靴底のつなぎとなる革をあえて入れないことによってエレガントな雰囲気を醸し出しています。価格は20,000円を超えてきますが、その価値は十分にあると言えそうです。

【レディース】おすすめの靴5選

女性の方はパンプスを選ぶべきであることは説明したとおりですが、ここからはおすすめの商品をご紹介します。就活生におすすめなパンプスはたくさんありますが、これを読めば就活で不安な方も解決です。参考にして、自分にピッタリの靴を手に入れて下さい。

1.ロメオ バレンチノ スクエアトゥ ヒール VB3371

シンプルなデザインで一番ベーシックなタイプです。

ヒールの高さは3.5cmで安定感があり、コツコツという音を防止する設計になっているのも嬉しいポイントです。素材にはPU素材を使用しているほか、幅広の構造になっているので、履き心地、耐久性ともによく初めての一足にぴったりです。

2.レディワーカー

足裏にそうようなラウンドアップ構造を採用しているので、足の裏にぴったりとフィットして5cmのヒールでも快適な履き心地を実現しています。さらに、つま先部に消臭素材”MOFF”を使用するなど嬉しい機能が搭載されています。かかとにはくびれがあり、後ろ姿も綺麗になります。デザインと機能性を両立した一足です。

3.ロメオ バレンチノ スクエアトゥ ヒール VB3370

シンプルなデザインは就活などのフォーマルなシーンでも使いやすくなっています。ヒールが太めで、あるきやすく、かつ静音設計になっているので、コツコツ音が抑えられます。インナーソールが2重のクッションになっているので、衝撃を和らげる効果があり、疲れにくく就活向きです。サイズが21~26cmとラインナップが豊富で、価格も低価格帯に属するので初めてパンプスを購入する方におすすめの一足です。

4.サクセスウォーク ワコール パンプス

ビジネスシーンにピッタリの5cmヒールです。足裏の凹凸に合わせた3D形状の「カップインソール」(取りはずし可)仕様で足裏と靴とのフィット感を高め、足の前滑りや踏み付け部・かかとに集中しがちな荷重をやわらげ、足への負担を軽減します。動き回る就活には心強い見方です。ほどよい細さのつま先というデザイン性と厚地のクッション仕様によってデザイン性・機能性に優れています。

5.リーガル プレーンパンプス

ベーシックなデザインながら、高級感のある牛革を使用しており、質感が最高です。就活だけではなく、冠婚葬祭にも使えるので多様なシーンに対応しています。耐久性に優れているほか、内側にスポンジを裏地に採用し、やさしく足を包み込んでくれます。

就活用の靴に合わせる靴下選び

就活の面接の際には髪の毛やネクタイには気をつけるものの靴下までは気が回らない就活生も多いのではないでしょうか?

実は靴下は座ると裾が上がって見えてしまうので、意外と見られているのが現実です。靴下選びの際の色やデザインのポイントを押さえて、就活にふさわしい靴下を履きましょう。

靴下の色

就活にふさわしい靴下選びは色が肝心です。靴の色とスーツの色に合うように靴下の色の基本は「黒」です。ダークグレーや紺でもダメではありませんが、黒が無難でしょう。白ならいいのでは?と思う方もいますが、ビジネスシーンにおいては白は適していません。

靴下のデザイン

靴下のデザインにも心を配りましょう。無地の靴下か織り模様が縦縞のリブ編み靴下が無難でふさわしいです。ブランドロゴやワンポイントやボーダー、柄入りは黒であってもビジネスシーンには適しません。また、くるぶし丈のスニーカーソックスでは素肌が見えてしまって下品な印象を与えてしまうので、避けましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?「就活にふさわしい靴とは?」というテーマで就活用の靴のデザインや種類について解説してきました。就活ではビジネスシーンにふさわしく履き心地の良い靴を選ぶことが大事です。

また、靴を選んだ後は定期的にメンテナンスをして常に最高の状態に保っておきましょう。そうすることでひび割れやカビの発生を防ぐことが出来ます。よい状態に保ち、いつ面接があってもいい状態にしておきましょう。

この記事が少しでも皆さんの、就職活動における靴選びに参考になれば幸いです。
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