【テストセンター対策】出題範囲と受験時のコツを徹底解説!

 

「テストセンターの出題範囲は?」「どんな対策をすればいいのかわからない」

このように思っている方が多いのではないでしょうか。

テストセンターの問題は、国語・数学・英語の範囲で出題されます。問題の難易度は、それほど高くありません。

とはいっても、具体的にどんな問題があり、どのように対策すればいいかわかりませんよね。そこで、今回の記事では、

  • テストセンターの出題範囲と対策方法
  • テストセンター受験時のコツ
  • テストセンター対策におすすめの本とアプリ

を紹介します。テストセンター対策で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

あつし
こんにちは、21卒内定者で本記事の担当ライターのあつしです。
3つの就活サイトを使い、航空機や自動車業界の企業を中心に選考を受けておりました。
エントリーした5社の企業のうち3社から内定を頂き、21年からは自動車部品メーカーに入社予定です。

※SPIなしで面接を受けられる就活サイト3選※

1.Offerbox
ー企業側からスカウトが来る逆求人サイト
ー登録企業数7883社を突破!

2.dodaキャンパス
ーオファー受信率98%の高確率
ー大手教育系企業ベネッセが運営する信頼できるサービス

3.キミスカ
ー登録学生数60,000人の人気サービス

【テストセンター対策】出題範囲と受験時のコツを徹底解説!

そもそも、テストセンターとはSPI検査の実施方式の一部です。テストセンター以外にも、パソコン上で行うWebテストや企業指定の会場などで行うペーパーテストがあります。

まずは、他の実施方式との違いも含めたテストセンターの特徴を解説します。

テストセンターの特徴

ここでは、テストセンターの特徴として

  1. 制限時間がある
  2. 問題の難易度が毎回変わる
  3. 受験結果を他の企業へ使いまわせる

の3つを説明します。

制限時間がある

テストセンターでは、出題される問題ごとに制限時間が存在します。短すぎるものではありませんが、ゆっくり考えられる時間は設けられていません。

テストセンターでは問題を素早く・正確に回答することが求められます。そのため、普段の勉強でも制限時間を設けて、その時間内に回答する練習をしておくといいでしょう。

ちなみに、テストセンターでは「問題全体を見て、解きたい問題から取り組む」ということができません。また、「前の問題に戻る」ということもできないため、回答するときはしっかり見直すことが求められます。

問題の難易度が毎回変わる

テストセンターで出題される問題は、回答の正誤によって難易度が変わります。具体的には、問題に正解すれば次の問題は難しくなり、逆に問題を間違えると次の問題が簡単になる、という方式です。

受験者の正答率で問題の難易度が変わるため、「簡単な問題が続いたのでうまく解けた」と思っても、実際の結果はよくないことがあります。対して、「問題が難しくてうまく解けなかった」という場合でも、実際の成績は悪くない場合が多いです。

テストセンターでは、「回答の正誤によって問題の難易度が変わる」ということを覚えておきましょう。

受験結果を他の企業へ使いまわせる

受験結果を使いまわせるのは、テストセンターならではの特徴です。1度テストセンターを受験すれば、その結果を他企業にも使えます。

そのため、新しくテストセンター対策をする必要がなく、そのぶん面接やES対策に時間を充てられるのです。

受験結果に自信がないときは、もう1度テストセンターを受験することもできます。ただ、結果を自分で知ることはできないため、よい結果だと判断できるものを使いましょう。

ちなみに、使えるテストセンターの結果は前回の結果のみです。「テストセンターを再受験すると結果は上書きされる」ということは覚えておいてください。

テストセンターの出題範囲と対策方法

テストセンターにおけるSPIの出題範囲は、主に以下の3つです。

  1. 言語分野
  2. 非言語分野
  3. 英語分野

結論から伝えると、上記科目の対策として

  1. 言語分野では語彙力の強化
  2. 非言語分野では計算のスピードと正確性を高めること
  3. 英語分野では、基礎的な文法や単語を復習すること

が挙げられます。

ここでは、3つの分野について出題範囲と対策方法を解説します。

1.言語分野

言語分野の問題では、国語的な要素が問われます。具体的には、同意語や反意語など二語の関係を答える問題や、語句・熟語の意味を問う問題です。また、テストセンター特有の問題として、文の並び替えや空欄補充問題も存在します。

言語分野で問われるのは語彙力です。「考えて解く問題」ではなく「知らなければ解けない問題」が出題されます。逆に言えば「知っていれば解ける問題」なので、SPI対策本の言語分野を繰り返し勉強し、語彙力の強化を図りましょう。

2.非言語分野

非言語分野では、数学的な要素が問われます。確立や表の読み取りから、推論や損益算も頻出問題です。難易度はそこまで高くありません。

対策方法は、時間を計って勉強することです。なぜなら、テストセンタ-では制限時間内に問題を解く計算力が求められるから。テストセンターでは、電卓の持ち込みが禁止されており、手で計算しなくてはいけません。

時間を計って問題を解く練習を重ねれば、本番でもスピード感を持って回答できます。目安は1問1分としてみてください。大切なのは、「解ける問題なのに時間が足りなくて解けなかった」とならないように対策することです。

3.英語分野

英語分野が出題されるかどうかは企業によります。問題内容はTOEICに近いものです。1問あたりの難易度は低く、リスニングは出題されません。

難易度が高くないとはいえ、「なんとかなるだろう」と思って臨むのは得策とはいえないです。なぜなら、大学受験時には解けたような問題でも、テストセンター受験時には忘れてしまって苦戦することが多いから。

対策内容は、基礎的なことで十分です。大学の授業で使っていた教材や単語帳などを確認して、「まったく解けない」ということがないようにしましょう。

あつし
英語は毎日の積み重ねで結果が出るものです。日頃から英語に触れることをおすすめします。

テストセンター受験時のコツ

テストセンター受験時のコツは、以下の3つです。

  1. 完答する必要はない
  2. メモを活用する
  3. 自分の画面に集中する

それぞれ詳しく解説しますね。

1.完答する必要はない

テストセンターにおいて、全ての問題を解く必要はありません。結果は正答数ではなく正答率で出るからです。そのため正、解数を増やすより誤答数を減らしたほうがよいです。

たしかに制限時間は設けられており、問題を解けなさすぎるのはいけません。ただ、時間に惑わされて問題を適当に解くのは、さらに避けるべきことです。テストセンターにおいて、「完答する必要はない」ということは覚えておいてください。

2.メモを活用する

テストセンターにおいては、電卓の持ち込みが認められておらず、メモ用紙と鉛筆が使用できます。これらはテストセンターで受験手続きを済ませた後に配布されるものです。

メモは、非言語分野の問題を解くときに使うことが多いです。簡単な計算や図を書くなど、うまく活用しましょう。考えた過程を見直すことで、正答率が上がりやすくなります。

3.自分の画面に集中する

テストセンターでは、自分の画面に集中しましょう。なぜなら、自分の問題と他人の問題は違うからです。

テストセンターでは、「受験者の回答に応じて、次の問題が変わる」という方式を採用しています。具体的には、問題に正解すれば次に難しい問題が出題され、不正解であれば次に簡単な問題が出題される、というものです。

そのため、「自分はまったく解き進められないのに、他の受験者はすらすら解いている」ということがありえます。これは、「自分の問題は難しく、他の受験者の問題は簡単である」という場合です。自分とは問題が異なるため、気にする必要はありません。

テストセンターでは、自分の問題に集中して、確実に解くことが大切です。席にヘッドフォンが設置されているので、周りの音が気になる方は使用してみてください。

【直前用も紹介】おすすめの対策本3選

「SPIの対策本はどれを選べばいいの?」

参考書でテストセンター対策をしようと考えている方に向けて、ここでは

  1. これが本当のSPI3テストセンターだ!2023年度版
  2. 【玉手箱・C-GAB対策用】「WEBテスト」完全突破法
  3. これだけ押さえる!SPIでるとこだけ問題集(高橋の就職シリーズ)

の3つを紹介します。

1.これが本当のSPI3テストセンターだ!2023年度版

「これが本当のSPI3テストセンターだ!2023年度版」は、最新のテスト形式に対応したSPI検査の参考書です。今では、就活生の間で定番の対策本となっています。

特徴は以下の3つです。

  • 最新のテスト形式に対応している
  • 見開きで問題と解説が見られる
  • 問題を頻出頻度順で掲載

英語検査や構造把握力検査の対策もできます。

「最新のテスト形式に対応したものがいい」という方におすすめです。

2.【玉手箱・C-GAB対策用】「WEBテスト」完全突破法


「【玉手箱・C-GAB対策用】「WEBテスト」完全突破法」は、Webテストとしてトップシェアを誇る「玉手箱」の対策問題集です。

特徴は以下の3つ。

  • 「分野別解説」と「模擬テスト」の両方を掲載
  • テストセンター方式の玉手箱「C-GAB」に完全対応
  • 問題が優しめで気軽に取り組める

C-GABの能力テスト(言語、計数、英語)と性格テストのすべてが対策可能です。加えて、概算などを使った効率の良い計算方法を解説してくれます。

「受験する科目がSPIではなく玉手箱だった」という方におすすめです。

3.これだけ押さえる!SPIでるとこだけ問題集(高橋の就職シリーズ)

「これだけ押さえる!SPIでるとこだけ問題集(高橋の就職シリーズ)」は、SPIの「よくでる」を凝縮した、テストセンター直前用の対策本です。

特徴は以下の3つあります。

  • 「解法」「基本問題」「実戦問題」の3ステップで攻略
  • わずか1時間で勉強可能
  • 見開きに問題と簡単な解説付き

「解法」では、SPIの頻出単元の必勝法が解説されています。回答時のコツがつかめるため、読むだけで得点アップが見込めます。

また、「基本問題」では速解のコツが紹介され、最後の「実戦問題」では本番レベルの問題が掲載されています。

「SPIの解くコツを単元ごとにつかみたい」という方におすすめです。

【無料】おすすめの対策アプリ2選

「対策本ではなく、携帯のアプリで対策したい」

という方に向けて、ここではおすすめのアプリを

  1. SPI言語・非言語 1問1答
  2. SPILite Study pro

の2つ紹介します。

アプリを使用すれば、スキマ時間にテストセンター対策が可能です。ぜひ参考にしてみてください。

1.SPI言語・非言語 1問1答

 

「SPI言語・非言語 1問1答」では、SPIの言語・非言語分野の対策が可能です。

特徴は以下の3つです。

  • 総問題数が300問以上
  • 全問解説付きで復習できる
  • 解き方のコツが解説されている「オリジナル学習モード」がある

多くの問題が掲載されているため、テストセンターにおける問題を幅広く対策できます。また、すべての問題に解説があるため自己学習にも最適。さらに「オリジナル学習モード」を活用することで、問題を解くたびに学びが蓄積されます。

問題数の多さを重視する方におすすめです。

2.SPILite Study pro

 

「SPILite Study pro」は、「最適学習モード」が魅力のSPI対策アプリです。

特徴は以下の3つ。

  • 苦手分野が優先的に出題される「最適学習モード」がある
  • 親切な解説付きで、分からない問題を徹底的に学習可能
  • 無料版では約50問、有料版では約230問と、自分に合ったプランを選べる

「最適学習モード」では、自分の苦手分野に集中して克服できます。そのため、効率よくSPI対策が可能。

また、解説があるだけでなく、問題の難易度やその問題にかけられる時間を教えてくれます。

「苦手分野を集中して対策したい」という方におすすめです。

まとめ

今回の記事では、

  • テストセンターの出題範囲と対策方法
  • テストセンター受験時のコツ
  • テストセンター対策におすすめの本とアプリ

を紹介しました。

「テストセンター対策として本を購入する」という方は、対策本を1つ買って繰り返し解くことをおすすめします。

何冊も対策本を買っても、すべてを解いていては多くの時間がかかるからです。テストセンター対策以外に面接対策やESの深堀りなど、すべくことはたくさんあると思います。その中で、テストセンター対策だけに時間を割くのは得策といえません。

「本を買いに行く時間もない」という方は、携帯のアプリで対策することをおすすめします。上記で紹介したアプリを参考にしながら、テストセンター対策を進めてみてはいかがでしょうか?

今回の記事が、テストセンター対策の手助けとなれば幸いです。

おすすめの記事