就活の際によく耳にするのが、「自己分析」のワード。
”自己分析は大切だから徹底的にやるのが良い!”なんて言われていますよね。

でも、そもそも自己分析ってどうやってやるの?
1人でやるのは難しい。
理解しようとすると余計にわからなくなる。

なんてことで悩んでいる就活生も多いのではないのでしょうか。

そこで、今回は自己分析が苦手な方に向けた「自己分析ツール」を使用した自己分析の方法をご紹介いたします。
ちなみに私は今回紹介するツールは全て利用したことがあり、自己分析の際に大いに役に立ちました。
どれもとても正確で、感激したものばかりを厳選してご紹介いたします。

Rika
20卒の社会人1年目。
現在は旅行会社で働いています。
就活を始めてから2ヶ月で第一志望の会社から内定をもらい就活が終了。
戦略的な就活のノウハウをお伝えします。

【自己分析ツールのおすすめ】就活生必見の5つを紹介!

会社で働く写真

自己分析ツールなんてあてになるのかと心配な方も多いかもしれません。
もちろん全てを参考にして信じるべきだとは私も思いませんが、自分のことを知るきっかけの一つにはなると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

Rika
自分でも漠然としていた部分が言語化されたように感じて、やってよかったなと感じることが多かったです。

自己分析の重要性とは

本題に入る前に、就職活動において自己分析がどうして重要になってくるのかを解説していきます。
理由をしっかり理解して、目的を知ってから自己分析を開始しましょう。

1.入社後の不一致が防げる

内定をもらった会社に入社し、実際に働き始めてから「こんなはずじゃなかった」「自分のやりたい仕事はこれじゃない」と感じる人は一定数います。
そのほとんどが、就活の際に自己分析が足りていないことが原因です。
自分のやりたいことや会社に求めていることと、会社の方針が食い違っていると入社後の不一致に繋がります。

実際に働き始めてから、「こんなはずじゃなかった」なんて思いたくないですよね。
入社後の理想のキャリアを描くためにも就活の際の自己分析が重要になってくるんです。

2.就活の軸が明確になる

自己分析は就活を始める第一ステップとして、1番初めに行うことをおすすめします。
”就活の軸”とは、会社を選ぶ中で自分が最も優先する条件のことです。
人によって軸は異なりますが、やりがいや勤務地、福利厚生に関することなど、人によって何を重要視するのかは様々です。

その軸を明確にするのが、自己分析です。
自分のことをよく理解して、自分が最も譲れないポイントはどこなのかを考えてみましょう。
そこを明確にしていないと、業界や企業を絞る際にどこを比較して第一志望を決めれば良いのかわからなくなるので、就活の軸は重要なポイントになります。

3.本当にやりたいことがわかる

漠然と考えていたやりたいことが、自己分析をすることによって変化していくのはよくある話です。
自分のことは理解しているようで理解しきれていない。自己分析を改めて行うことで見えてくることはたくさんあります。

自分の過去や人生の中で喜びを感じた瞬間、やりがいを感じたこと、やっていて楽しかったこと、将来やりたいことなど、あらゆる時系列から自分のことを思い返して自分のことを徹底的に知るのが自己分析です。
本当は何をやりたいのかを問いかけながら、少しずつ見つけていきましょう。

自己診断ツールとは

「自己分析の重要さは理解できたけど、実際にどうやって進めていけば良いのかわからない。」という方に向けて、自己分析ツールを使用した方法をご紹介していきます。

自己分析ツールとは、いくつかの質問に対するあなたの回答を元に、コンピューターがあなたのタイプを分析してくれるシステムです。
心理テストのようなものをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。
自己分析ツールを利用するのは自己分析の手助けになるのでとても良いですが、注意点もあるので解説していきます。

自己診断ツールを利用するメリット

1.自分でも気づかなかった部分を知ることができる

自己分析ツールは自分の潜在意識を引き出してくれるものでもあるので、自分の奥底にある想いや願望が現れることがあります。
実際に私も薄々感じていたことが結果として出てきたことで、確信をもつきっかけになりました。
うまく言語化することができなかった部分が見えてきたりするので、しっくりくることが多いです。

2.第三者の目線から分析してもらえる

自己分析ツールは診断やAIによる分析なので、もはや人間技ではない部分もあるのですが、自分のことを全く知らないまっさらな状態から判断されることってあまりないですよね。
先入観を持たずに判断してもらえるので、本当の自分を引き出してもらいやすいです。

自己診断ツールを使用する際の注意点

信じ込みすぎない

診断結果で出てきたことを信じ込みすぎて、自分の中の違和感に蓋をしてしまうのは避けましょう。必ずしも診断結果が正しいとは限らないので、自分でどの情報を信じるのかは選別するべきです。
これは自分には当てはまっていないと感じたことは深く考えずに受け流すことも大切です。

あくまでも参考にする程度のことなので、ピンとくる部分だけを参考にすることをおすすめします。

自己診断ツールを使用した自己分析5選

1.ストレングスファインダー

ストレングスファインダーとは、アメリカのギャラップ社が開発した「自分の強み=才能」を開花するための診断ツールです。
177個の質問に答えることで、自分の中の強みを引き出してくれます。
”短所ではなく長所を伸ばす”を掲げて、人々の強みを引き出すことを目的としています。

ストレングスファインダーでは、自分の強みが何なのかを知ることができます。34の資質と行動アイデアの中から、上位5つが結果として表示されます。(追加料金を払うと、全てのランキングをみることができます。下位5つも知ることができるので、自分の弱点が知れるのも面白いですよね。)

34個の内容は、コミュニケーションやポジティブ、社交性などの性格に関わる部分や、学習欲、競争性、責任感などの働き方に関わる部分まで、様々な視点からの強みがあります。

Rika
ちなみに私は、社交性、達成欲、コミュニケーション、ポジティブ、最上至向の5つでした。
とても当たっていると感じました。

自分の強みは自分で分析するのがなかなか難しいので、この診断は私にとって自分の働き方を考える際にとても助けになりました。

ストレングスファインダーは、ウェブのアクセスコードがついた本を書店で購入することができます。
累計90万部を突破したベストセラーと言われています。
何度も読み返せて、他の強みの解説もみることができるので、書籍で購入するのがおすすめです。

 

2.エムグラム

https://images.app.goo.gl/KcczgeAf9AADXVwe9

エムグラムは、”自分の特徴を見つける超精密性格診断”です。
企業でも用いられる適性検査レベルの高精度分析アルゴリズムによって、自分を構成する性格要素のうち特徴的な性格8つを抽出してくれます。

世界各国で約900万人以上に利用されている人気のある診断ツールです。
現在では企業の適性検査や採用活動にも使われており、自分を見つめ直す機会として利用している人が多いそうです。

自分の性格を知るのはとても大切なことです。
性格は働き方にも大きく影響するので、一度自分の性格を知り直してみるのも良い機会かもしれません。

3.16personalites

https://images.app.goo.gl/QtzWsdkf1ZTSoQPK6

16personalitesは世界中で使用されている診断ツールで、38か国語に翻訳されています。
全世界でテストを受けた回数はなんと2億7千万回以上!世界中で受けられている性格診断です。

「ゾッとするほど当たる」と言われているほど正確で、このテストが本当に無料で受けれていいの?なります。

哲学や心理学を元に作られていて、診断結果はINFPのアルファベットで構成されています。
このアルファベットについて解説していきます。

まず、「I」
これはEかIのどちらかに分類されて、EはExtravert(外交)を意味し、IはIntrovert(内向)を意味します。
つまり、自分が外交的か内向的かを示すものです。

次に、「N」
これはSかNのどちらかに分類されて、SはSensation(現実型)を意味し、NはIntuition(直観型)を意味します。
つまり、物事をどのように考えるか、捉えるかを示すものです。

次に、「F」
これはTかFのどちらかに分類されて、TはThinking(論理型)を意味し、FはFeeling(感情型)を意味します。
つまり、自分がどんな基準で意思決定をするかを示すものです。

最後に、「P」
これはJかPのどちらかに分類されて、JはJudging(判断型)を意味し、PはPerceiving(知覚型)を意味します。
つまり、物事を判断する際にどのように判断するのかを示すものです。

このようにアルファベットが構成されています。
一見何を示しているのかわからないですが、一つ一つにきちんと意味があるんですよね。

このアルファベットの後に、16種類のパーソナリティに分類されます。
建築家、仲介者、主人公、幹部、冒険家、エンターテイナーなどのキャラクター設定がつきます。

一つの診断で、かなり細かく分類されるのでとてもよく当たります。
とても正確に自分のことを分析してくれるので、個人的にはとてもおすすめです。

4.エニアグラム

https://images.app.goo.gl/QBab5UxGWJ3gjuqEA

エニアグラムは、100問の質問を元に割り出される性格診断。
日本エニアグラムが主催している診断で、ネット上で無料のテストを受けることができます。
その歴史は、古代ギリシャや古代エジプトにまで遡ると言われている古くから親しまれている診断です。

9つの性格タイプに分けられ、自分がどのタイプに当てはまるのかをみることができます。
改善する人、人を助ける人、達成する人などの9つのタイプがあり、自分がどんな時に喜びを感じるのか、どんな人なのかを知ることができます。

とてもわかりやすく簡潔に知ることができるので、就活の軸を定められずに困っている時には役に立つ診断だと思います。
より詳しく知りたい人向けにセミナーも開催しているので、気になる人はぜひ受けてみてください。

5.color inside yourself

https://images.app.goo.gl/b9T5pVqan27F7KtCA

color inside yourselfは、個性と企業のマッチングを目的としたサービスです。
診断に答えるだえで、自分に合う企業をピックアップしてくれます。
2020年4月にリリースされたばかりの新しいサービスで、これから注目されるのではないかと思います。

自己分析をしたけど、実際にどんな企業が自分に合うのかわからない方も多いと思います。
そんな方にはぜひおすすめしたいサービスです。

スコア順のランキング形式で自分に合う企業が30社まで表示されるので、様々な業種の企業に出会うことができます。
スコアはスキルと文化にわけたマッチ度を示してくれるので、自分がどっちを重視して会社を選ぶのかの基準分けにもなります。

また、レコメンド企業は職種と業種で絞り込むこともできるので、会社の選別も簡単にできます。
気になる企業にはメッセージ機能で直接の問い合わせが可能なので、そのままエントリーもできます。とても便利ですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか、自己分析は、就活においてとても重要になる部分です。

全て1人でやろうとせずに、少しはこのような分析ツールに頼ってみたり、知人に付き合ってもらったりしてみても良いと思います。分析すればするほどわからなくなったりしてしまうと思いますが、自分のペースでじっくり向き合ってみてくださいね。

今回紹介した分析ツールはネットでお金をかけずに簡単に行うことができるものがほとんどなので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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