【エントリーシート写真】第一印象で好評価を残せる証明写真を徹底解説!

就職活動の選考の際に、最も初めのステップがエントリーシートの提出という会社はほとんどだと思います。そしてエントリーシートを提出する際に必ず必要となるのが、証明写真。
書類でもデータでもエントリーシートを提出する際は必ず必要となってきます。

そこで今回は、好印象が残せる証明写真についてご紹介いたします!
どこで撮るのが良いのか、何枚ぐらい用意しておくのが良いのかなど証明写真にまつわる疑問を徹底解説していきます。

Rika
こんにちは。社会人2年目で現在キャリアアドバイザーとして就活支援をしているRikaです。
就活のノウハウを幅広くお伝えしていきます!

エントリーシートで好印象を残せる証明写真を徹底解説!

エントリーシートを提出する予定がある人は必見です!

証明写真はどこで撮るのがおすすめ?

証明写真はどこで撮るのが良いのか。

まず、証明写真を撮る主な方法は3つあります。
それぞれのメリットや注意点についてご紹介いたします!

1.写真館

リクスーを着た就活生(グリーンバック)の写真

1番定番なのが、写真館で撮ってもらう証明写真です。

写真館ではプロのカメラマンが写真を撮ってくれるので、写真写りや明るさがとても綺麗に仕上がります。また、どうしても誤魔化すことができないニキビなどの肌トラブルにも対応してくれます。肌トラブルが多くて困っているという方にはとても嬉しいサービスですよね。

さらに、前髪が割れてしまったり口角が不自然になっていたりなどの少し修正したい部分にも対応してくれる場合もあるので、写真写りが悪い方でも安心です。

Rika
わたしは大学の写真館で撮ってもらいましたが、顔色やリップの色など見栄えが良くなるように修正してもらったので納得のいく証明写真を撮ることができました。


写真修正には少し追加料金がかかることもありますが、写真が与える印象は重要になるので、オプションで頼むことができるなら追加することをおすすめします。

写真館の中でも、自分で好きな場所を選んで行くのと、大学の指定の写真館があるので、それぞれに分けてご紹介いたします。

1-1自分で選ぶ写真館

タテイチ(縦位置)構図で撮影するの写真

まず、自分で好きな場所を選べる写真館です。

特に大学からの指定がない場合は、自分で好きな場所や時間を選べるのが近くの写真館で撮るメリットです。就職活動中はスケジュールが立て込んでいるので、隙間時間に自分でサッと撮れるのが良いですよね。場所も時間も自分で選べるので、空いた時間に撮ることができます。

また、自分の好きな条件を選べるのも魅力的です。料金や印刷数、メイクの有無やデータの転送など証明写真を撮るだけでも重視すべき点はいくつかあります。
自分が求める条件とマッチする写真館を自分で探すことができるので、こだわりの写真を撮ることができます。

逆に注意点としては、探すのに手間がかかることです。
大学指定だと校内で申し込みができる場所がほとんどなので学校内で手続きが可能です。

しかし、自分で探すとなるとネットで自分に合う写真館を探して予約をするまでの工程に手間がかかります。就活中はただでさえ時間が少なくなるので、その手間が面倒に感じる人にとっては自分で選ぶのは少し手間になるかもしれません。

一方で、多少の手間がかかっても自分の空き時間にササっと撮りに行きたい方や、こだわりの条件がある方には自分で写真館を探すことをおすすめします。

1-2大学指定の写真館

野原とフラッグシップ一眼レフカメラの写真

大学によっては指定の写真館がない場合もありますが、写真館を指定している大学も多くあります。

指定の写真館に自分が出向くか、出張写真館として指定の日程で大学内で写真撮影をしてくれる2つのパターンがあります。わたしはこの方法で大学の空きコマを利用して証明写真を撮りました。

大学の指定の場所だと、少し料金が安くなる場合があります。

また、多くの就活生を相手にしているので、就活用の証明写真の撮影に慣れています。
髪型やメイク、服装などに関してアドバイスももらえるので、安心して撮影に挑むことができます。

デメリットとしては、大学まで行くか大学の近くまで行かないといけない場合がほとんどなので、家と大学が遠い方にとっては不便になります。

一方で、安くお得に撮りたい方や大学の空きコマに証明写真を撮りたいという方にはおすすめの方法です。

2.写真ボックス

証明写真ボックスのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

写真ボックスとは、証明写真を撮れる写真機のことです。よくスーパーやコンビニで見かけるという方も多いのではないでしょうか。

バイトの履歴書やパスポート写真は写真ボックスで十分だけど、就活の写真はどうなの?と思っている方も多いはず。

結論から言うと、履歴書の写真を写真ボックスで撮影するのはあまりおすすめしません。
理由はいくつかあるので、順番に説明していきます。

2-1画質があまり良くない

写真ボックスは頻繁に入れ替わるものでもないので、古いものが設置されていることが多いです。最新のものだとそこまで荒い画質ではありませんが、古いものだと顔色が悪く映ってしまったりすることも多々あります。

また、撮る回数に限りがあるので、目を瞑ってしまったり納得のいく表情で撮れなかったとしても撮り直せないことがほとんど。

印象の良い写真で履歴書を出したいという方にはあまりおすすめできません。

2-2データ送信ができないものもある

最近ではスマホにデータ送信もできる機種が出ていますが、まだまだメジャーではありません。私の家のすぐ近くにある写真ボックスでは、紙への印刷のみです。

最近ではオンライン面接が主流となってきて、履歴書をデータで提出することも多いと思います。その際にデータの用意がないと、写真を撮り直す必要があるので、証明写真のデータは必ず必要となってきます。

データ転送がついている機種が近くにあるならいいですが、近くにデータ転送ができる機種がない場合はおすすめしません。

2-3量が少ない

人にもよりますが、多い人だと20〜30社ほどエントリーシートを出す人もいます。

その度に証明写真が必要となると結構な枚数の写真を用意しておく必要があります。自分がエントリーする予定の企業数を事前に把握しておきましょう。

私が就活をしていた際はオンラインでの面接は一切なかったので、全て紙の履歴書の提出が必要でしたが、わたしは逆に10枚程度しか使用しませんでした。学校のスタジオで撮ってもらったので念のため30枚印刷してもらいましたが、半分以上余ってしまったので自分がエントリーする予定の企業数を頭に入れてから枚数を選択することをおすすめします。

写真ボックスだと一回の撮影で大体6〜8枚ほどしか印刷できないので、エントリー数が多い人は何度か撮る必要があります。あまりエントリーしないという方にはいいかもしれませんが、何社かエントリーする予定がある人にはあまりおすすめしません。

逆に写真ボックスで撮るメリットとしては、料金が安いことです。機種にもよりますが、一回の撮影を約700〜1000円で撮ることができます。

枚数が多めに欲しくて3回撮影したとしても3000円で撮ることができます。就活中は交通費などで何かとお金を使う機会が増えるので、あまりお金を使いたくないという方にはいいかもしれません。

写真はデータと印刷どちらが良いの?

写真はデータも印刷も必ず両方用意しておいてください。面接はオンラインだとしても履歴書は書類で郵送という企業もあります。もちろんその逆で面接は直接でも履歴書はデータという企業もあります。

どちらのパターンでも困らないように必ず両方用意しておきましょう。

また、データがあるともし印刷が足りなくなって追加したい時にもう一度写真を撮り直す必要がないので便利です。
必ずデータと印刷の両方を用意しておきましょう。

証明写真のサイズはどの大きさがベスト?

一般的な履歴書の証明写真のサイズは縦36〜40mm、横24〜30mmです。2mm〜3mmは誤差なので、気にしなくて大丈夫です。

私が就活していたときにこのサイズ以外の写真を求められたことはありませんでした。ほとんどの企業がこのサイズで統一されています。また、履歴書がA4サイズやB5サイズであったとしても写真の大きさは変わりません。

余談ですが、履歴書に証明写真を貼る際は必ず裏面に名前と学校名を書いておきましょう。万が一剥がれてしまった時に、あなたのものとすぐにわかるようにしておくと印象が良いです。

証明写真の背景は何色がベスト?

写真館やスタジオで写真を撮ると、背景色を選択できることがあります。お店にもよりますが、大体「白、ブルー、グレー」の3色が多いです。背景色が多いお店だと、ピンクやグリーン、ブラウンなどもあります。どの色がベストなのか悩みますよね。

履歴書の背景色についての指定がなければ、NGなものは特にないので自分の好みで大丈夫です。ただ、色によって印象が違ってくるので自分の与えたい印象によって使い分けてみるのも良いかもしれません。

例えば、白だとフレッシュな印象を与えます。
背景がはきりしているので、顔写りも良くなるでしょう。

ブルーは、はっきりした色ではなく薄いブルーなので、爽やかな印象を与えます。
背景色で最も多く使われている色でもあります。
無難な色を選択するならブルーが1番おすすめです。

また、グレーは落ち着きのある印象を与えます。
お堅めの業界や企業だときっちりとした印象がより伝わるので、ぴったりです。

自分の与えたい印象や受ける企業によって使い分けてみてください。

証明写真を撮る際の身だしなみは?

いざ証明写真を撮ろう!となってもメイクやスーツ、髪型はどんなものがベストなのか迷いますよね。

面接での身だしなみは受ける企業や日によって変えることができますが、履歴書の写真はエントリーする全ての企業で共通するものなので、とにかく無難に真面目さを意識することをおすすめします。

髪色

まず、就活での髪色は黒がベストです。
明るすぎない茶色ならセーフだと思っている方もいると思いますが、ほとんどの学生が黒に染めてくるので、想像以上に茶色は目立ちます。

面接官によっては髪色が茶色だというだけで良くない印象を持つ人もいるかもしれないので、変に目立たないように黒に染めておくことをおすすめします。

髪型

女性の方は、巻き髪やアレンジしすぎの髪型は避けましょう。

ストレートか低めのポニーテールがベストです。
髪が長い人はポニーテールにまとめるとスッキリした見た目になってより印象が良くなります。

肩下まで髪が伸びている人はまとめることをおすすめします。また、前髪が長い人はピンで留めてななめに分けておくと表情が伝わりやすくなってより良い印象を与えます。

男性はワックスをつけすぎないようにしましょう。
かといってノーセットだとだらしない印象になってしまうので、程よいセットを心がけましょう。
就活における髪型は、こちらの記事で紹介している面接の髪型と基本的には同じなので高評価を勝ち取れる髪型をチェックしてみてくださいね!

表情

スーツ姿の就活生、広報メディア学科の大学三年生です(グリーンバック)の写真

表情はあなたのイメージが伝わる表情を意識してください。

あまり硬すぎるのも、満面の笑みもフォーマルな場には相応しくありません。
証明写真を見て”この人と一緒に働きたい”と思ってもらえるような表情を意識してみてください。

メイクは自分でやる?メイク付きのスタジオ?

写真館やスタジオによっては、プロのメイクさんがいてメイクをやってくれる場合もあります。
どちらがいいかは正直本人の好み次第になると思うので、それぞれのメリットや注意点をご紹介していきます。

自分でメイクをやる

普段からメイクが好きだという人は、自分でやっても何の問題もありません。

ただ、普段遊びに行くのと全く同じメイクだと少し派手になってしまう可能性があるので、就職活動というフォーマルな場であることを意識しましょう。あまりカラーが強いものは使用せずに、薄めのピンクやブラウンなど無難なものが良いです。

しかし、写真なので多少色が濃くてもかえって綺麗に発色する場合もあります。
自分でバランスを考えてメイクするようにしましょう。

メイク付きのスタジオでやる

プロのメイクさんがいるスタジオだと写真映えするメイクをしてくれます。

普段あまりメイクをしない方や、就活で印象の良いメイクがわからないという方にはいいかもしれません。

しかし、普段メイクを全くしない方で面接にメイクをしていける自信がない方は自分でできる範囲のメイクで行った方が良いでしょう。

写真と実際の印象があまりに違いすぎるのもイメージダウンになるかもしれないので、普段の自分とそんなに変わりない範囲で写真映えするメイクをしてほしいという方にはぴったりです。

まとめ

履歴書の証明写真は自分が企業に与える第一印象です。
その印象が直接合否に関係することはあまりないと思いますが、印象が良い分には問題ないので少しでも印象が良くなることを心がけましょう。

履歴書の証明写真で合否が左右されるなんてことはありませんが、面接官に与える印象は大切です。
”どんなものでも同じだろう”と気軽に考えずに、少しでも良い印象を与えることができるように、あなたにできる最善を尽くして手を抜かないでくださいね。

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