夏はIT系の企業を中心にインターンシップに参加してたところ、ベンチャー企業が自分にあっていると判断し15種類以上の就活サイトを駆使して企業情報を集めています。
この記事の目次
【就活のネクタイ】スーツに合わせるべきオススメの色と柄を紹介!
今回は就活のためのネクタイの選び方を中心に説明していきます。また、就活のスーツ同様に最低限のルールを守るのは当然ですが、個性を出すためのチャンスになるのがネクタイです。私の体験談を交えながら説明していきます。
就活におけるネクタイの重要性
ビジネスシーンにおいても印象度を大きく変えるネクタイは、就活でもとても重要です。同じスーツとシャツを着用していても、ネクタイを変えるだけで大きく印象が変わります。
また、ネクタイは当然のことながら自分で意図を持って選ぶもの。そこで選んだ色は人事の方の目に止まり、就活生の心理を探る目安にもなります。ネクタイにもしっかりこだわることで、スキのない就活を進めることが出来ます。
また、就活の問題点として「就活生全員が同じ服装をしていることで個性が失われているのではないか」というものがあります。「同じ服装が嫌だ!」という人は就活をしないでフリーでやったり起業すればいいかと思いますが、ほとんどの大学生は安定して就職したいもの。でもその中でも個性を出していきたい…。そこでネクタイで個性を出していくことをオススメします。ネクタイは様々なバリエーションや柄があるので、その人ならではの個性が発揮できるかと思います。
ネクタイの選び方の3要素
ネクタイの選び方には3つの要素があります。
- 素材
- 色
- 柄
そして、素材に関しては最適解が決まっていて、100%シルクのものを選ぶようにしましょう。ネクタイで最もオーソドックスな素材は絹です。上品で自然な光沢があり、様々なシーンで利用できます。
また、サイズに関してはネクタイの大剣の太さが7〜8cmのものを選ぶようにして下さい。ネクタイにおける大剣とは、表側になっている部分のことです。細すぎたり太すぎたりするとカジュアルな印象を与えかねないため、就活に適しません。
就活のネクタイにオススメの色
就活のネクタイにオススメの色は以下のとおりです。
- 青色
- 赤色
- 黄色
- グレー
- 水色
心理学的にも様々な印象コントロールが可能とされている「色」は、就活において重要なフ要素です。一つずつ特徴を説明していきます。
オススメの色①:青色
就活において最も無難な色ともいえる青色です。青色は真面目で爽やかな若者らしい印象を与えることが出来ます。心理学的には副交感神経を促進させる効果もあり、リラックスした状態を保ちやすいとされています。青色は就活だけではなく様々なシーンでも着用しやすいため、一本は持っておいた方が良いでしょう。
ほとんどの業界でオススメできる定番すぎる色です。
オススメの色②:赤色
就活において青の次に無難な色ともいえる赤色です。心理学的には好戦的な色で、様々なスポーツでも効果が発揮されています。例を挙げるとボクシングの試合では赤色のコーナーと青色のコーナーがありますが、チャンピオンは必ず赤色のコーナーとのこと。これは挑戦者の闘争意欲を高める効果があるそうです。
そんな赤色ですが、最終面接など勝負どころで活用するのがオススメされています。また、熱血を感じさせる色なので、体育会系や体格がいい人にとても似合います。
真っ赤な色というよりはワインレッドのようなえんじ色は大人らしい雰囲気もあるのでオススメです。
オススメの色③:黄色
就活においても個性的な色とされる黄色です。危険信号の意味も持つ黄色ですが、他にもフレンドリーで友好的な印象を与える色とされています。就活の初期段階でよく用いられるグループ面接やグループディスカッションで活用するといいでしょう。
一方で子どもっぽい色でカジュアルな印象のある色なので、金融のような堅い雰囲気がある業界にはオススメできません。クリエイティブ系の業界や、IT、アパレルのような若い雰囲気の業界がオススメです。
オススメの色④:グレー
就活において最も誠実な印象を与えるグレーです。ほとんどのリクルートスーツは暗い色、シャツは白色でしょう。そこにグレーのネクタイを入れることで、色味を一切抜いた誠実で上品な印象を与えることが出来ます。公務員や金融のような堅い業界にオススメの色です。
一方で比較的自由な雰囲気がある業界ではあまりオススメできません。固定観念にとらわれているのではないか、という印象に繋がる可能性があるからです。一見すると万能な色に見えますが、就活生特有のエネルギッシュな印象を与えるのが難しい色でもあります。
オススメの色⑤:水色
先程紹介した青色よりもよりカジュアルな印象が強い水色も就活ではオススメです。青色に比べて清潔感があり、エネルギッシュな印象を与えます。一方でカジュアル過ぎるため、堅い雰囲気の業界には適しません。
余談ですが、水色は清潔感があるのでハンカチの色としてオススメです。
就活のネクタイにオススメの柄
就活のネクタイにおすすめの柄は以下のとおりです。
- 無地
- レジメンタル
- ドット
- チェック
- 小紋
一つずつ説明していきます。
オススメの柄①:無地
最も無難にもみえる無地ですが、色次第では印象を大きく変えることができるデザインでもあります。無地はとてもシンプルなデザインのため、青色や赤色と組み合わせればスタンダードなものになります。
また、無地はネクタイ単体としての主張が抑えられています。社会人になったときに、柄があるスーツやシャツと合わせることでバランスが取れたスタイルを作ることも出来ます。
一方で、カジュアルな印象のある色と組み合わせると、色そのものが主張されるようにもなります。例えば、先程紹介した黄色であれば、シルクの光沢感も相まって黄色の主張を強くすることも可能になります。ぜひご検討下さい。
当たり前のことですが、黒・白は冠婚葬祭に用いられるものなので、就活では絶対NGです。気をつけて下さい。
オススメの柄②:レジメンタル
レジメンタルとは元々「軍隊の」という意味を表す単語で、中世の軍隊が斜め右上に向かうストライプネクタイを着用し始めたことがきっかけで、ストライプ柄がレジメンタルと言われるようになりました。現在の日本のスーツ文化はイギリスから持ち込まれたもので、多くのビジネスマンが着用しており、最も定番の柄ともいえるでしょう。
そのためバリエーションも豊富で色の組み合わせやストライプの太さまで様々な種類があります。ストライプの太さに関しては、太ければ太いほどカジュアルな印象になるため、就活では細めのネクタイを選ぶようにしましょう。
少し話はズレますが、英国式のストライプの他に米国式のストライプもあります。これはリバースストライプとも言われており、斜め左上に向かうストライプです。基本的に我々日本のスーツ文化はイギリスから持ち込まれたもの。アメリカンスタイルのスーツを着用することはほとんどありませんので、無難に英国式のストライプを選ぶべきでしょう。
オススメの柄③:ドット
水玉柄のようなドット柄ですが、カジュアルなイメージはあるものの選び方次第では就活でも着用可能です。水玉が大きくなればなるほどカジュアルな印象が強くなるため、小さい水玉が使われているネクタイを選ぶようにしましょう。
注意点としてはドットは白色のものを選ぶようにしましょう。例えば、青色ベースのネクタイに黄色や赤色のドットがついているものだと、どんなにドットが小さくてもカジュアルが強いデザインになってしまいます。無難に白色のドットを選択しましょう。コントラストの関係もあるので、ベースとなる色はなるべく濃い色のほうがいいでしょう。黄色や水色でドット柄だとカジュアル要素が強くなってしまいます。
オススメの柄④:チェック
チェックは他の柄と比べて複雑なデザインで、フレンドリーでエネルギッシュなイメージを与えることが出来ます。青色がベースでも差し色で水色や白色が入ると、爽やかな印象を繋げることも可能です。
また、チェックであればカジュアルな印象がある黄色や水色も、色の主張が抑えられ、フォーマルな雰囲気を強めることも出来ます。一方で太いチェック柄はカジュアルな印象が強いので就活用には細かいチェック柄を選ぶようにしましょう。
オススメの柄⑤:小紋
小紋とはそもそも日本の着物において細かい模様がはいった着物のことを指しますが、ネクタイでは紋章の柄が散りばめられたもののことを指します。
誠実な印象を与える柄で、レジメンタルと同じぐらい普及しているフォーマルが強い柄でもあります。そのため様々な色に対応している柄でもあります。先程と同様で、小紋の柄が大きくなるほどカジュアルな印象が強くなるため、小さい小紋が散りばめられたデザインを選ぶようにしましょう。
就活におけるネクタイの価格の相場
就活で使うネクタイであるなら3,000円から1万円の範囲で決めるといいでしょう。ただしブランド物は控えるべきです。ブランド物のネクタイは僅かながらブランド色を醸し出してしまいます。大手スーツショップで販売しているネクタイを選ぶと良いでしょう。
- SUIT SELECT(スーツセレクト)
- SUIT COMPANY(スーツカンパニー)
- 洋服の青山
- AOKI
まだ大学生の金銭事情なら2、3本購入する余裕があるかと思います。色や柄で使い分けが可能ですし、就活が終わったあとのオシャレや社会人生活でも活用できるかと思いますので、何本か所有することをオススメします。
就活におけるネクタイのマナーとは?
就活には様々なマナーがありますが、ネクタイにも同様にマナーがあります。
- ティンブルはつけてもいい
- ネクタイの結び方はプレーンノット
- ネクタイピンはつけない方が無難
一つずつ説明していきます。
ネクタイのマナー①:ディンプルはつけてもいい
ネクタイを結ぶ際のひとつのアクセントとなるディンブル。ディンプルとは和訳すると「えくぼ」という意味があります。また、ゴルフボールの表面のくぼみのことをディンプルといいますが、ネクタイの結び目につける谷間もディンプルという名称がついています。
これはビジネスシーンでは一つのオシャレとして活用されているため、就活でも問題ないという意見が多いです。私もディンプルはしっかりつけていくべきだと思います。
ネクタイのマナー②:結び方はプレーンノット
ネクタイには様々な結び方がありますが、ここはシンプルにプレーンノットで結びましょう。結び方は以下のとおりです。
- 大剣が小剣の上になるようにクロスさせる
- 1の状態で大剣の先を小剣の後ろに通す
- そのまま大剣を小剣の前に持ってくる
- 大剣を首でクロスになっている部分に下から通す
- クロスの部分を下から通した大剣で、目の前にできたループ状の部分に通す
- 小剣と大剣を引っ張って長さを整える。そのさいに結び目に人差し指を入れて谷間を作り、ティンブルをつくる
参考動画は以下のとおりです。
大学生の方だと、いまだにネクタイを結べないという方も多そうですが出先で結び直すことも多いかと思います。ぜひ自分一人でネクタイを結べるようにしましょう。
ネクタイのマナー③:ネクタイピンを付ける必要はない
ネクタイにはネクタイピンと呼ばれる一種のアクセサリーがあります。これはネクタイがブラブラ揺れないように、シャツと一緒に挟むことで固定するためのもの。ですが、一種のおしゃれとして用いられることも多いです。
しかし、就活においては特につける必要はなさそうです。個人の判断によるでしょう。ネクタイピンの色や、付け方次第には悪印象に繋がる可能性もあるため、つけないほうがいいかもしれません。一方でネクタイピンを挟めば、ネクタイをキレイにまっすぐすることができるのはとても便利です。自己責任で判断するようにしましょう。
さいごに
今回は就活におけるネクタイについて記事にしました。
私はIT業界志望でしたが、青色ベースのドット、赤色ベースの小紋、黄色ベースのチェックを活用していました。基本的には青色ベースのドットで就活をこなし、勝負どころでは赤色ベースの小紋、ITベンチャーやグループワーク時には黄色ベースのチェックで望みました。
このようにネクタイは何本持っておいてもいいので、使い分けることをオススメします。