こんにちは、就活マスターのサトルです。
こんな言葉を聞いたことはありますか?就活では情報が非常に重要な武器になってきます。実際に、情報を知り行動した人とそうでない人で、内定が出るスピードや内定先の差は歴然です。
難関大学の学生は企業側から、学内説明会を開催しに来たり、優秀な先輩が大学の後輩に向けて話す機会があったりと、有益な情報を獲得するチャンスが多くあるかと思います。しかし、上位校ではない大学ではそのようなチャンスが少ないからこそ、個人が意識的に「情報収集」を行っていくことが大切になってきます。
本記事では、就活における情報収集に関して⑴何を情報収集すべきか、⑵どのようにそれを集めるかの2ステップで紹介していきます。
この記事の目次
内定に近付くための情報収集
情報はただ知っているだけでは、そのまま内定に近付くという事ではありません。
現在はインターネットも発達し情報に溢れているため、情報に価値があるわけではなくて、必要なものを押さえて正しく情報収集した人が勝つといえます。
そのためまずは、内定に近付くための情報収集に関して押さえておきましょう。
ここが分かるだけでその後の動き方なども明確化していくと思います。
情報収集すべき事
初めに押さえておいてほしい事実として、情報収集とはいえ、情報は無限大にあるので、何を選択するか、何を選択しないのかを切り分けて考えていきましょう。限られた時間の中で何に時間を使い、大きな成果を残していくのかは初めの戦略に大きく左右されます。
筆者が考える知るべき情報は以下の4つです。
- 業界研究
- 企業研究
- 選考フロー・内容
- イベント
まずは、上記の情報に絞ったうえで有益な情報を集めていきましょう。
1, 業界研究
初めに「業界研究」に関してです。以前業界研究に関する記事は書いているので、具体的にどのように研究を進めていくかはこちらの記事を参考に進めてみてください。
志望している企業の業界についての知識は、深く求められる事が多いです。特に現在では、コロナウイルスの影響もあり多くの業界において変革を求められる時期でもあります。従来のビジネスに頼っているだけでは、今後生き残っていくことが出来ないとなった場合に、企業はそれらを変革できる人材を求めています。
これまでのビジネスモデルやその業界を取り巻くマクロ的な環境(チャンス、脅威)などをくまなく把握できていることは、非常に重要なポイントです。
実際に現在の商社業界の採用活動は、これまでのポテンシャル採用から変化しており、業界理解の深さ・即戦力などを満たした学生を取る傾向にあるそうです。
このような時期だからこそ、より業界研究に力を入れていくことをお勧めします。
2, 企業研究
次に「企業研究」です。最初のステップで業界の理解を深めていったら、次に業界内の企業を細分化して注目していきましょう。企業ごとの強み・弱み、特徴など、競合との比較の中で理解度を高めていくといいと思います。
この際に重要な事は自分の中での軸を持っておくことです。
ESや面接などで志望動機を聞かれる際に、「なぜ競合他社ではなくうちの会社なのか?」という点を深掘られる場合が多いので、自分の中での大切にしたい軸を確立したうえで、調べていけるといいと思います。
自身の軸に照らしながら、各企業の優先順位などを決めていくと強い志望動機を確立することができると思います。その上でまずは、自身の大切にしたい価値観や要素を明らかにしていく時間は必要となりそうですね。
3, 選考フロー・内容
次に、「選考フロー・内容」を押さえていくべきです。これらを把握しておくことで選考に関する具体的な対策・やるべきことが見えてきます。
選考フローの違いは、どのような対策をすればいいかを考えられることに繋がります。面接三回で内定が出る場合と、GDやケースがある場合と、数日間のジョブがある場合ではそれぞれで求められるものも変化してくるので把握しておきましょう。
また企業によって何を細かく求めてくるか、どのレベルまでのアウトプットを求められているかを知っておくことで、対策はどのレベルをゴールに設定すればいいのかが見えてくると思います。
また、日程を開示している場合は必ず日にちも把握しておきましょう!就活ではESやwebテストの締め切りが重なることも多くあり、また面接に向けた準備を行わなくてはならない場合もあるため、スケジュール感をしっかりと調整し、志望度の高い企業への準備をしっかりできるようにするのが大事です。
4,イベント
現在はコロナの影響で、オフラインでのイベントは少ないですが、定期的に様々な就活イベントがオンラインで開催されています。興味ある業界・企業の情報、対策したい事(GD・面接)のために参加するなど有意義に使えると、就活レベルが高まってきます。
イベントでは、企業の方に実際に話を聞くことが出来る点・接点を作ることが出来る点が非常に良いと思います。イベントの中で企業の中の人に質問をすることが出来たり、ネットの情報だけでは知ることのできない気になる点に関して深堀ってみるなどもしていくといいと思います。
志望する業界・企業が参加するイベントはチェックして参加しましょう。地方就活生にとってもオンラインでの開催の場合にはフットワーク軽く参加できると思うので、コロナの追い風を利用して周りの学生に差をつけていくチャンスです。
以上が情報収集の際に把握しておくべき情報です。
次に、それらの情報をどのように集めていくのかについて書いていきます。
情報収集の方法 3点
情報収集に関しては様々な方法が取れると考えますが、筆者が考える主な方法は以下の3つです。
- 就活サイトの活用
- 企業サイトの活用
- OBOG訪問
それでは、ここから各方法の実践に関して説明を加えていきます。
1, 就活サイトの活用
初めに「就活サイトの活用」です。現在では多くの人材企業が新卒就活市場に入っていて、ほんとに多くの就活サイトがあるので、どれを使えばいいか分からないで困っている人も多いと思います。
多く登録しすぎて使っていると、必要な情報が分からないままにメールだけ多数溜まっていく現象に陥るので、オススメしません。なるべく3つ程度に抑えて、それらを活用しながら集めていくことをお勧めしています。
就活サイトによって、特色があるので自身の好みに合わせて選ぶサイトを変えていけばいいと思いますが、基本的には
をオススメしています。この2つは⑴大手をほぼカバー、⑵情報量の多さ、⑶コラム・コミュニティなどから得られる声等の利点があるため活用していました。
ベンチャーを志望している学生はgoodfindなども非常におススメしています。有益なインターンの情報なども手に入るためこれらを活用しておくと、夏の時期から経験を多く詰めることが出来るようになります。
2, 企業サイトの活用
次に「企業サイトの活用」です。志望する企業のHPを見ない人はいないとは思いますが、やはり非常に重要な点です。
自社のことを悪く書く会社はいないので、基本的に強みや良い点にフォーカスして情報を獲得することが出来ますが、IR(投資家情報)などを見ると、リスクに関する情報も開示されているので非常に有益です。ただ、上場企業に限るので、未上場企業の場合には他の手法を取る必要があります。
企業のHPを活用する以外にも、個人的なオススメのサイトとして「openwork」が挙げられます。openworkとは、会社をより可視化するとのビジョンの下、元々そこの企業で働いていた人が会社を多面的に評価している投稿を見ることが出来るサイトです。
こちらのサイトは、事業展開、強み・弱み、経営者に関してなど多数の項目からその会社の評価をしていて、多面的に企業に関しての一意見を集めることが出来るようになります。もちろん、一社員の意見ではあるのでそれを鵜呑みにするのは危険ではありますが、内部の声を知ることが、企業理解を深める上で欠かせないポイントになるので参考程度に多く見てみるといいと思います。
3,OBOG訪問
最後に「OBOG訪問」です。上記に挙げたような情報サイトで把握できることはたくさんありますが、openworkに関しても書きましたが、実際に中で働いている人or働いていた人の話を聞くことが最も近道になります。
サークルやキャリアセンターなどを活用して、OBOGに連絡を取りましょう。大学の後輩だと会って話してくれる先輩も多いため、是非そのチャンスを無駄にしないようにしましょう。
まとめ
本記事では、就活の情報収集に関して、集めるべき情報とその集め方に関して紹介させていただきました。初めに書いた通り、情報の取捨選択が非常に重要になっていくので、どの情報を得てどの情報を得ないのかに関して考えていくことが重要だと感じます。
コロナウイルスによるオンライン就活が22卒では蔓延していきますが、この変化に対応していける人が内定を勝ちとっていきます。
この情報戦に勝っていけるように、しっかりとアンテナを張って頑張っていきましょう。