エントリーシートが通過して、いよいよ来週は一次面接!
そんな時に、スーツの色は何色でも大丈夫?
「自由な服装でお越しください」はスーツと私服どちらが正解?
私服で面接に行くのは印象悪い?
など、色々考えることがありますよね。私も面接時の服装には何度も悩まされました。
今回は就活の面接で好印象を残せる服装についてご紹介いたします。
現在は旅行会社で働いています。
就活を始めてから2ヶ月で第一志望の会社から内定をもらい就活が終了。
戦略的な就活のノウハウをお伝えします。
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この記事の目次
【面接の服装】就活の面接で好印象を残せる服装とは?
せっかく面接に呼んでもらえたのだから、悪いイメージはつけたくないですよね。好印象を残せるようにしっかり対策してから面接に挑みましょう。
就活の服装にはどんな指定があるの?
そもそも、就活の服装指定にはどんなものがあるのかを説明していきます。
スーツ
1番多いのがスーツでの面接です。
ほとんどの就活生がリクルートスーツで面接に向かいます。
一度買い揃えてしまえば、面接や合同説明会などの就活に関するどんなイベントでも使用できるので、リクルートスーツでの就職活動が正直1番楽です。面接会場にいるほとんどの学生が同じようなスーツを身にまとっているので、浮く心配もありません。
面接でスーツを指定してくる企業も多いので、1着は持っておくと良いでしょう。
スーツに関しては以下の記事で詳しく解説しているので気になる方はチェックしてみてください。
服装の指定なし
スーツ指定以外でたまにあるのが、そもそも服装の指定がない場合です。詳細の欄に、「服装の指定なし」と書いている企業かたまにあります。
これは、「スーツでも私服でも可能」という意味です。もちろんリクルートスーツで行ってもなんの問題もありませんし、私服で行ってもなんの問題もありません。
ただ、「どんな服装が正解かわからない!」「何を着ていけばいいのかわからない!」という方には無難にスーツで行くことをおすすめします。就活の際の私服には気をつける点がたくさんあるので、適当な服装で行ってしまうと浮いてしまう可能性があります。
詳しくは後で説明するので、「私服で面接を受ける際の注意点」をよく読んでくださいね。
例外として夏の期間の選考だと、「クールビズでお越しください」というパターンもあります。この場合は、余計困ってしまう方もいると思うので、クールビズの場合の対応に関しては以下の記事で確認しましょう。
「自由な服装でお越しください」は私服?スーツ?
面接に呼ばれて、詳細の欄でたまに目にする「自由な服装でお越しください」の文字。自由な服装ってなに?と一度は思ったことのある方も多いのではないでしょうか。
自由な服装とは、「スーツでも私服でも可能」の意味です。服装の指定なしの場合と同じ認識だと思ってください。なので、私服で行ってもスーツで行っても問題ありません。自分の好きな方で面接に向かって大丈夫です。
では、なぜ企業はこのようなややこしい指定をするのか。その意図について説明していきます。
「自由な服装でお越しください」の意図とは。
いっそのことスーツか私服かを指定してくれれば迷わずにすむのに!と思った方も多いのではないでしょうか。私も実際に就活をしていた際はそう思っていました。
しかし、企業側にも意図があってこのような指定をしているのです。この意図をしっかり理解していれば、面接によってどちらの服装で向かうべきか考えることができるので、しっかり意図を理解しておきましょう。
1.TPOを考えることができる人かどうか
”自由な服装”なので、極端なことを言えばジャージで行っても間違いではありません。でも、面接にジャージで行く人はいませんよね。
企業はあなたがTPO(時と所と場合)を考えることができる人かどうかをみています。”就職の面接”という大事な場面にきちんとした格好で来れるかどうかは、入社後も重要なポイントになってきます。
例えば取引先の企業との会食や出張などの場面にフォーマルな服装ができる人か。
これは入社後も必要な気配りです。
就職活動はこの時だけで終了するものではありません。企業側は、”入社後に自社で働くあなた”をしっかりイメージしています。
そのため、面接で与える印象はかなり大切になってきます。
面接に相応しい服装かどうかをしっかり考えて挑みましょう。
2.あなたらしさを出せているかどうか
スーツで面接に行くのは、1番安心な方法です。
ほとんどの人がスーツできているので、1人だけ浮いてしまうなんてこともありません。
しかし、スーツで面接に行く際のデメリットをあげるとしたら、自分の個性が出せないことです。リクルートスーツはどこで買っても同じようなデザインや形で、色は黒がほとんど。
誰が着ても同じに見える中で、自分らしさを出すのはほぼ不可能に近いです。
しかし、スーツではなく私服で面接に行くことで、あなたらしさを出すことができます。正直に言ってしまうと、面接に私服でくる人はまだ少数です。
ほとんどの人がスーツで面接に挑みます。
これは全く悪いことではありません。
私も全ての面接に結局スーツでいきました。しかし、「他の人と差をつけたい」「自分らしさをアピールしたい」という人は私服で行くのもいいのではないかと思います。
ここで周りと差をつけていくことで好印象を与え得ることができれば、面接官に覚えてもらいやすくなります。
3.私服のセンスをみている
これはアパレルやテレビ局などのセンスが必要な業種や、人前に出る機会が多い業種に主に当てはまることです。
逆に、このような業界の面接の場合はスーツではなく私服で行くことをおすすめします。特にアパレル業界は個性が必要なので、自分の個性をしっかりアピールしましょう。
自由な服装とは
そもそも自由な服装とはどのようなものを指すのか。
就活でいう自由な服装とは、オフィスカジュアルを意味します。
オフィスカジュアルとは、多くの企業で採用されている出勤する際の私服の規定のことで、様々なルールがあります。詳しくは後ほどの私服で面接を受ける際の注意点の項目で詳しくご紹介します。
スーツで面接を受ける際の注意点
スーツで面接を受ける際の注意点についてご紹介します。
スーツだからと言って、気を抜いていては恥をかいてしまう場合もあるので、気をつけましょう。
ネクタイは柄物を避ける
男性の場合ですが、スーツのネクタイにもしっかり気を配りましょう。
派手な色や柄物はNGです。
ピンクや紫、太いストライプや大きな水玉などは避けましょう。
青やえんじ色、グレーなどの落ち着いた色が無難です。素材は上品な印象を与えるシルクがおすすめです。面接ごとにネクタイを変える必要はないので、面接用に1つ用意しておくと良いかもしれません。
スーツの色は黒じゃないとダメ?
入学式に買ったグレーのスーツがあるから就活の時に使っても大丈夫?スーツを買い換えるのがもったいない、、なんて思う方もいるかもしれません。
一般的なリクルートスーツの色は黒色で、ほとんどの就活生が黒のスーツを着ています。
しかし、ビジネスルール的にはグレーや紺もNGではありません。もちろん明るいものはアウトですが、暗めの濃いグレーや紺なら問題ありません。女性用の濃いグレーや紺のスーツはあまり見かけませんでしたが、男性で着用している人は何度か見かけました。
あまり明るすぎない色であれば、必ずしも黒でなくても大丈夫です。目立つのが怖いという方は、黒のスーツをおすすめします。
シワや折り目にも気を配る
1番気をつけて欲しいのが、スーツについたシワや折り目。
特に長時間の電車移動の後の面接の際はしっかり確認してください。
また、座る前にはシワにならないように気を配って座るようにしましょう。特に女性のスカートのシワは目立つので、定期的にアイロンをかけることをおすすめします。
また、カッターシャツの襟などの細かい部分にもしっかり気を配りましょう。変な折り目がついていることもあるので、早めに会場について身だしなみを整えてから面接に挑むようにすると良いでしょう。
服だけでなく、靴の汚れも同様です。せっかく服のシワを綺麗にしたのに靴が汚ければ意味がありません。細かい部分まで見ている面接官は多いので、最後まで気を抜かずに身だしなみのチェックをおこないましょう。
私服で面接を受ける際の注意点
次に、私服で面接を受ける際の注意点についてご紹介していきます。
スーツと違って気をつける点がたくさんあるので、しっかり確認しておきましょう。
オフィスカジュアルを意識する
先ほどお話したオフィスカジュアルの細かいルールについてご紹介していきます。
オフィスカジュアルを考える際に覚えておいて欲しいのが、お客様を前にした時にかっちりしすぎないことがオフィスカジュアルの1番大切なルールだということです。
私がオフィスカジュアルのコーディネートを考える際に念頭においているのが、”スーツのジャケットを羽織っても違和感のない服装”ということです。
基本的には、ブラウスやシャツ、スカートやパンツ、カーディガンといったものが多いです。
これを基準に考えるとコーディネートが考えやすくなると思います。
まず色は、ベーシックな色でまとめましょう。黒、紺、ベージュ、白が無難です。
トップスは一枚で着れるブラウスがおすすめです。
派手なフリルや装飾がついたものは避け、シンプルなデザインのものを選びましょう。
ボトムスは、丈が長めのシルエットが綺麗なスカートかパンツが無難です。
裾が広がったボリュームのあるスカートや、デニム生地のもの、ジーンズは避けましょう。
また、生足は避けて、タイツかストッキングの着用をおすすめします。
過度な露出は印象が悪くなってしまう可能性があるので、できるだけ肌の露出は少なめになるように心がけてください。
誰がみても違和感がなく、不快な印象を与えないものを意識しましょう。
会社のオフィス見学などの際に、実際に働いている人がどんな服装をしているかをチェックしておくと参考にしやすいと思います。
また、男性の場合はパンツにシャツ、ジャケットを羽織ると良いでしょう。
ほとんどスーツと同じような格好ですが、少し周りと差をつけることでアピールができるかもしれません。
業界・企業にあった服装を心がける
業界によって印象が良くなる服装は異なります。
ほとんどの業界ではオフィスカジュアルが好まれますが、アパレルなどの服がメインの業界でオフィスカジュアルを意識しすぎると逆に硬くなってしまいます。
アパレル業界を受ける際は、受ける企業のブランドを着用するなど、自分が受ける会社の服装に合わせた格好をおすすめします。
鞄や靴などの小物にも気を配る
鞄は私服だからといって小さめのものやカジュアルすぎるものではなく、A4サイズの大きめのものをおすすめします。
資料を配られた際に折り畳まずに入るサイズであれば問題ありません。
リュックや小さなポシェット、トートバッグは避けましょう。
面接の際は、床に鞄をおくことが多いので、床においても形が崩れないものを選ぶと良いでしょう。
色は黒や茶色が無難です。派手な装飾やチャームがついたものは避けましょう。
また、靴はスニーカーは絶対にNGです。
女性だとパンプス、男性だと私服でも違和感のない革靴が無難です。ヒールは足を綺麗に見せる効果があるので多少は問題ありませんが、高すぎるヒールやピンヒールは避けましょう。
まとめ
服装については企業によって規定が様々なので、これが正解だと一概には言い難いですが、誰がみても不快感を与えないことを第一に考えましょう。
就職活動の面接というビジネスの場に適した格好であるか。
不安であれば、家族や友人におかしい点がないか確認してみると良いかもしれません。
服装は第一印象にも含まれる部分なので、手を抜かずに相応しい服装で挑みましょう。
私服可能と言っていても、実際に私服で面接にくる就活生はまだまだ少数です。
そんな中で私服で面接に行くだけで面接官の印象には残るでしょう。
そこできちんとした印象を与えることができればイメージアップにもつながるので、スーツだけでなく私服での面接にもぜひチャレンジしてみてくださいね。