こんにちは、就活マスターのサトルです。
今回は面接対策について紹介していきます。現在は、21卒の就職活動が日系大手組のラストスパートに入っており、22卒はサマーインターンシップの選考の面接がこれから入り始めるという頃かなと思います。
面接通過率を向上する上で、あなたも面接対策・面接練習を行おうと考えていると思います。ただ、具体的にどのように行えばいいか分からない、何をすればいいか分からないという人も多いと思うので、本記事ではその点について筆者の体験ベースで紹介していきます。
筆者は就職活動において面接は得意で、サマーインターンシップの選考・本選考等トータルして全体の通過率は90%を超えています。そこで、低学歴ながら高確率で面接通過を出来ていたコツを説明出来ればと思います。
面接対策方法
就職活動においての面接のパフォーマンスを上げるために、面接対策をどのように行っていくのかを細かく紹介していきます。
筆者は実際に面接の対策は、以下の3つに分けて行っていました。
⑵志望動機
⑶その他
基本的に面接試験の多くを構成するのは、ケース面接を主に行うコンサル業界を取り除けば、学生時代に頑張った事や志望動機が多いと思います。
それでは、各ポイントにおける面接でのアウトプットの質を向上するためのアクションを紹介していきます。
質問別対策法
1, 学生時代に頑張った事
初めに「学生時代に頑張った事」から紹介していきます。学生時代に頑張った事の対策をする上で、筆者は以下の2つのステップで行っていました。
2, 運用練習
面接でのアウトプットをする上で、初めにロジックを形成しておくことは非常に重要だと思います。
語学学習を本格的にされた方なら分かると思いますが、その言語を流暢になる上で、まずは文法や単語などのベースの構造の理解は必須だと思います。まずは自分自身がどのようにすればアウトプットすることが出来るかを理解している上で、実際に話してみる運用練習を行うというイメージです。
ロジックの形成では、主に、「自己理解・言語化」を深く行っていきます。具体的に、自己理解・言語化を行っていく上での行動は以下のものです。
・端的な回答集を思考
・行動の一貫性、ロジックの分析
・学チカの振り返り
・企業・業界研究の継続
想定質問を洗い出し、暫定的な回答をイメージした際に、それが「自分の中で理解しやすいものか」、「論理的におかしな点」などはなかったかを考えていくのがまずは初歩です。
その上で、より過去の経験を深掘り、自分が具体的にどのように行動を起こしたのか、どのように他者と協同したのか、どのように成果を出すために工夫したのかなどを思い出しながらまとめていきます。
面接における深堀り具合は面接官によって大きく異なりますが、かなり突っ込まれた質問をされることもあるので、自分の経験の全体像をしっかりと思いだしながら言語化した上で臨んでいけるといいと思います。
上記のアクションを行ったうえで、引き出しの準備をしっかりと行った上で次の運用練習を行うステップに移っていきます。運用練習を行うステップでは、質と量の2側面から考えていきます。
具体的なアクションは以下の通りです。
・模擬面接を行う
・実際に選考を受ける
質
・目標の設定
・面接後のリフレクション
まずは、練習量を増やしていくことが必要だと思います。量を増やしていくためには、友人・OBOG・キャリアセンターの方に頼んで模擬面接を行う事もあれば、実際に選考を受けていく中で実戦で経験を積むというのも考えられます。
次に、練習ではなんでもそうだと思いますが、1回1回の練習の質を高めるための工夫を行います。質を高める上で重要なのは、⑴目標を定めることと、⑵面接後にリフレクションを徹底的に行う事だと考えます。
リフレクション:自分自身の仕事や業務から一度離れてみて、「考え方・行動」などを客観的に振り返ること。(組織づくりベース)
まずは、面接を行う前にその面接を通じて達成する目標を設定します。ゴール設定を明確に持っておくことは何においても重要な事だと思いますが、就職活動の面接においても言えます。自分の成長のステップをイメージしながら、1つ1つのことが出来るように毎回の面接で目標を定めてそれに向けて意識しながら取り組んでいきましょう。
次に、面接終了後にしっかりとリフレクションを行う事です。友人・OBOG・キャリアセンターの方に頼んで付き合ってもらう際には、面接の音声を録音して、後で聞きながら自分の受け答えに関してのリフレクションを行っていきましょう。
リフレクションを行う際に、様々な視点でブラッシュアップが出来るといいと思いますが、気を付けて欲しいのが以下のような点です。
・話す長さは適度か
・「結論ファースト」で言えているか
また余裕がある人は、自分が話している所を動画で撮ってみるという事もやってみると面白いかもしれません。客観的に自分を見てみると、話しているときに意外とうつむきがちになっていたり、顔が引きつっていたり、普段は気付かない自分の癖を発見できることがあると思います。
最近では、ZoomやHireVueを活用した面接が多くなってきていると思いますが、その際に自分の話している顔を確認することが出来ると思うので、自分がどのように見られているかを確認しながら行っていけるといいと思います。
2, 志望動機
次に志望動機のブラッシュアップに関してです。志望動機もほぼ確実に聞かれる質問項目且つ一次面接から質問されることも多くあると思うので、入念に対策をしていきましょう。
志望動機の深堀りのステップに関しては、こちらの記事で詳しく書いてあるので気になる方は参照してみて下さい。
筆者は、上記の記事で書いている内容をノート見開き1ページにまとめた上で面接前などにこまめに確認できるようにしていました。これをやっておくことで、一次面接から一貫性のあるロジックで話すことが出来ると思います。
志望動機のロジックは結構深掘られる事が多いので、これらは「業界研究・企業研究」とセットでしっかりと行っていきましょう。企業理解・職種理解が浅いと、学生時代に頑張った事などでいかにアピールが出来ていても、調べられていない学生だと認識されてしまうため厳しいです。
3, その他
その他は、上記の2点以外に含むもの全てを含みます。
実際に挙げれば、以下のようなものがあります。
- 自己紹介
- ケース面接
- フェルミ推定
- 逆質問
「自己紹介」に関しては、自己PRもまとめて行うことが多くある場合もあるため、自己PRを含めた自己紹介を1分程度で言えるように想定していました。自己紹介は、面接の最も初めに行うものであるので、そこでの印象をよくすることが出来れば、その後の面接が非常に良い印象で進むことが出来ます。
次に「ケース面接」です。ケース面接は、外資系コンサルティング企業などで多く聞かれる問題です。これに関しては、グループディスカッションの対策の仕方の記事で書いた、考え方のステップを頭に入れておいて、1人で練習問題などを考えてみることをやっていました。
ケース面接では、正解らしい答えを答えることも重要ですが、なぜそう考えるのかという根拠の部分をより深く詰めて考えられると非常に良いと思います。
面接官は、⑴論理性・⑵新規性・⑶実現可能性などの点に注目しながら見ています。
最後に「フェルミ推定」に関する対策です。こちらは主に以下の教科書を用いて対策を行いました。初めは非常に難しく感じていたのですが、フェルミ推定はベースとなる考え方を理解してしまえば、後は問題をパターンの中に当てはめて解くことが出来るという事が分かりました。ここでは、思考のプロセスを見ているので必ずしも近似値を出すことが出来なくても問題ないので、焦らずに対策を行いましょう。
現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
最後の逆質問に関しては、こちらの記事で高評価を獲得できる逆質問に関して3パターン紹介しているので、参考にしてみてください。
まとめ
本記事では、面接対策に関しての実際の方法を細かく紹介していきました。練習はあるに越したことはないですが、何よりも自分のパフォーマンスを最大限に高めていく方にフォーカスしていくといいと思います。練習はあくまでもそのための手段という事を念頭に置いたうえで、今後の対策に励んでいけるといいと思います。
今回紹介した方法は筆者が行っていたもので、1つの例に過ぎないので、様々な人の話を聞きながら、自分の参考になるものを取り入れていけるとより良いと思います。志望する会社の面接を通過できるように継続的に練習していってください。
他にも就活生にとって学びになる記事を書いていきますので、良かったらチェックしてみてください。