「テストセンターの出題範囲は?」「どんな対策をすればいいのかわからない」
このように思っている方が多いのではないでしょうか。
テストセンターの問題は、国語・数学・英語の範囲で出題されます。問題の難易度は、それほど高くありません。
とはいっても、具体的にどんな問題があり、どのように対策すればいいかわかりませんよね。そこで、今回の記事では、
- テストセンターの出題範囲と対策方法
- テストセンター受験時のコツ
- テストセンター対策におすすめの本とアプリ
を紹介します。テストセンター対策で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
【テストセンター対策】出題範囲と受験時のコツを徹底解説!
そもそも、テストセンターとはSPI検査の実施方式の一部です。テストセンター以外にも、パソコン上で行うWebテストや企業指定の会場などで行うペーパーテストがあります。
まずは、他の実施方式との違いも含めたテストセンターの特徴を解説します。
テストセンターの特徴
ここでは、テストセンターの特徴として
- 制限時間がある
- 問題の難易度が毎回変わる
- 受験結果を他の企業へ使いまわせる
の3つを説明します。
制限時間がある
テストセンターでは、出題される問題ごとに制限時間が存在します。短すぎるものではありませんが、ゆっくり考えられる時間は設けられていません。
テストセンターでは問題を素早く・正確に回答することが求められます。そのため、普段の勉強でも制限時間を設けて、その時間内に回答する練習をしておくといいでしょう。
ちなみに、テストセンターでは「問題全体を見て、解きたい問題から取り組む」ということができません。また、「前の問題に戻る」ということもできないため、回答するときはしっかり見直すことが求められます。
問題の難易度が毎回変わる
テストセンターで出題される問題は、回答の正誤によって難易度が変わります。具体的には、問題に正解すれば次の問題は難しくなり、逆に問題を間違えると次の問題が簡単になる、という方式です。
受験者の正答率で問題の難易度が変わるため、「簡単な問題が続いたのでうまく解けた」と思っても、実際の結果はよくないことがあります。対して、「問題が難しくてうまく解けなかった」という場合でも、実際の成績は悪くない場合が多いです。
テストセンターでは、「回答の正誤によって問題の難易度が変わる」ということを覚えておきましょう。
受験結果を他の企業へ使いまわせる
受験結果を使いまわせるのは、テストセンターならではの特徴です。1度テストセンターを受験すれば、その結果を他企業にも使えます。
そのため、新しくテストセンター対策をする必要がなく、そのぶん面接やES対策に時間を充てられるのです。
受験結果に自信がないときは、もう1度テストセンターを受験することもできます。ただ、結果を自分で知ることはできないため、よい結果だと判断できるものを使いましょう。
ちなみに、使えるテストセンターの結果は前回の結果のみです。「テストセンターを再受験すると結果は上書きされる」ということは覚えておいてください。
テストセンターの出題範囲と対策方法
テストセンターにおけるSPIの出題範囲は、主に以下の3つです。
- 言語分野
- 非言語分野
- 英語分野
結論から伝えると、上記科目の対策として
- 言語分野では語彙力の強化
- 非言語分野では計算のスピードと正確性を高めること
- 英語分野では、基礎的な文法や単語を復習すること
が挙げられます。
ここでは、3つの分野について出題範囲と対策方法を解説します。
1.言語分野
言語分野の問題では、国語的な要素が問われます。具体的には、同意語や反意語など二語の関係を答える問題や、語句・熟語の意味を問う問題です。また、テストセンター特有の問題として、文の並び替えや空欄補充問題も存在します。
言語分野で問われるのは語彙力です。「考えて解く問題」ではなく「知らなければ解けない問題」が出題されます。逆に言えば「知っていれば解ける問題」なので、SPI対策本の言語分野を繰り返し勉強し、語彙力の強化を図りましょう。
2.非言語分野
非言語分野では、数学的な要素が問われます。確立や表の読み取りから、推論や損益算も頻出問題です。難易度はそこまで高くありません。
対策方法は、時間を計って勉強することです。なぜなら、テストセンタ-では制限時間内に問題を解く計算力が求められるから。テストセンターでは、電卓の持ち込みが禁止されており、手で計算しなくてはいけません。
時間を計って問題を解く練習を重ねれば、本番でもスピード感を持って回答できます。目安は1問1分としてみてください。大切なのは、「解ける問題なのに時間が足りなくて解けなかった」とならないように対策することです。
3.英語分野
英語分野が出題されるかどうかは企業によります。問題内容はTOEICに近いものです。1問あたりの難易度は低く、リスニングは出題されません。
難易度が高くないとはいえ、「なんとかなるだろう」と思って臨むのは得策とはいえないです。なぜなら、大学受験時には解けたような問題でも、テストセンター受験時には忘れてしまって苦戦することが多いから。
対策内容は、基礎的なことで十分です。大学の授業で使っていた教材や単語帳などを確認して、「まったく解けない」ということがないようにしましょう。
テストセンター受験時のコツ
テストセンター受験時のコツは、以下の3つです。
- 完答する必要はない
- メモを活用する
- 自分の画面に集中する
それぞれ詳しく解説しますね。
1.完答する必要はない
テストセンターにおいて、全ての問題を解く必要はありません。結果は正答数ではなく正答率で出るからです。そのため正、解数を増やすより誤答数を減らしたほうがよいです。
たしかに制限時間は設けられており、問題を解けなさすぎるのはいけません。ただ、時間に惑わされて問題を適当に解くのは、さらに避けるべきことです。テストセンターにおいて、「完答する必要はない」ということは覚えておいてください。
2.メモを活用する
テストセンターにおいては、電卓の持ち込みが認められておらず、メモ用紙と鉛筆が使用できます。これらはテストセンターで受験手続きを済ませた後に配布されるものです。
メモは、非言語分野の問題を解くときに使うことが多いです。簡単な計算や図を書くなど、うまく活用しましょう。考えた過程を見直すことで、正答率が上がりやすくなります。
3.自分の画面に集中する
テストセンターでは、自分の画面に集中しましょう。なぜなら、自分の問題と他人の問題は違うからです。
テストセンターでは、「受験者の回答に応じて、次の問題が変わる」という方式を採用しています。具体的には、問題に正解すれば次に難しい問題が出題され、不正解であれば次に簡単な問題が出題される、というものです。
そのため、「自分はまったく解き進められないのに、他の受験者はすらすら解いている」ということがありえます。これは、「自分の問題は難しく、他の受験者の問題は簡単である」という場合です。自分とは問題が異なるため、気にする必要はありません。
テストセンターでは、自分の問題に集中して、確実に解くことが大切です。席にヘッドフォンが設置されているので、周りの音が気になる方は使用してみてください。
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