【面接結果】連絡はいつまで待てばいいの?遅い理由と合否サインを解説(2023年版)

「面接結果の連絡が来なくて不安」「だいたいどれくらいで来るの?」

面接を終えた就活生の中で、こう思う方も多いのではないでしょうか?

面接結果の連絡がくるまでは、およそ1週間~10日かかります。また、企業によってはそれ以上かかることも。

ただ、面接結果の連絡がなかなか来ないのはとても不安ですよね。

そこで、今回の記事では、

  • 面接の合否サイン
  • 面接結果の連絡が遅い理由
  • 企業への問い合わせについて

を解説します。

あつし
こんにちは、21卒内定者で本記事の担当ライターのあつしです。
3つの就活サイトを使い、航空機や自動車業界の企業を中心に選考を受けておりました。
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【面接結果】連絡はいつまで待てばいいの?遅い理由と合否サインを解説

面接の合否は、面接官だけで決められるものではありません。最終的な判断は面接官の上司がします。そのため、面接内容を報告するなどの手間がかかり、合否を決めるのに時間がかかってしまうのです。

ところで、「面接には合否サインがある」と聞いたことはありますか?まずは、その合否サインについて紹介します。

面接には合否サインがある?

面接には、実際のところ合否サインがあるといわれています。ここでは、

  • 面接に落ちるサイン
  • 面接に受かるサイン
  • 面接結果の連絡が遅いと不合格なのか

について解説します。

落ちるフラグはどんなもの?

以下の項目は、面接に落ちる可能性があるフラグといわれています。

  • 面接官の反応がそっけない
  • 企業の魅力を伝えてこない
  • 次回の話をされない

面接官にそっけない反応をされるのは、質問に対する回答が求める答えではなかったときです。質問と回答にずれがあった場合、コミュニケーション能力がないと判断されて印象の悪化につながります。

また、面接官が企業の魅力を伝えてこないときや次の面接の話をしないときも、面接に落ちるフラグといわれています。

受かるフラグはどんなもの?

以下の項目は、面接に受かる可能性があるフラグといわれています。

  • 自分の回答に共感を示してくれる
  • 入社するメリットや企業の魅力を伝えてくれる

面接官は、採用したい人材の回答に対して共感を示します。これは、会社を魅力的に映すための面接官の行動です。例えば、ガクチカや将来やりたいことなどに、「わかるよ~」と共感を示すことがあります。

また、面接官が会社の魅力を話すのも似たような理由であり、応募者に対する「自社に入ってほしい」という気持ちの表れといえます。

面接結果の連絡が遅いのは不合格?

結論、面接結果の連絡がくるまでの時間と合否は必ずしも関連しません。というのも、合否を決めるには多くの時間が必要だからです。

企業への応募人数が多いことや、採用責任者に面接内容を報告しなければいけない手間など、選考結果を出すには時間がかかります。

ただ、面接官が「ぜひ自社に入ってほしい」と思った人材には、早く連絡することも事実。他企業に移ってしまわないよう、早めに連絡して次の選考に進んで欲しいからです。

「面接結果の連絡が遅い」というだけで「不合格」とは一概にいえません。ただ遅いのであれば、「すごく良い評価ではない」とはいえるでしょう。

面接結果の連絡が遅い3つの理由

ここでは、面接結果の連絡が遅い理由を解説します。具体的には、以下の3つです。

  1. 応募人数が多い
  2. 人事や上層部の方が忙しい
  3. サイレントお祈りの可能性がある

1.応募人数が多い

応募人数が多いと、そのぶん選考に時間がかかります。面接では、応募者の人柄や能力を1人ずつ見るため、人数が多いと選考に多大な時間がかかるのです。その結果、応募者1人1人に面接結果を連絡するのが遅くなってしまいます。

企業によっては、面接を受ける人数が数十人から数百人とさまざま。人数が多いほど選考に時間がかかり、合否判定においても迷いが出やすいのです。

以上から、面接結果の連絡が遅い理由として、応募者の人数が多いことが挙げられます。

2.人事や上層部の方が忙しい

採用担当者や、人事部の上司が忙しいと、連絡が遅くなります。企業の方は、面接の合否を決めるだけが仕事内容ではないからです。採用活動以外にも、会社説明会やインターンシップの開催など、複数の仕事を抱えていることが多いです。その中で、採用活動だけに力を注ぐのは難しいといえます。

また、面接の合否は面接官のみで決められません。上司に面接内容を報告し、合否の判断を受けるという手間がかかります。そこで上司が忙しいと、面接の合否を決めるのが長引いてしまうのです。

「面接官結果の連絡が遅いから落ちたのではないか?」とすぐに考えるのではなく、企業の方も忙しいことを理解しておきましょう。

3.サイレントお祈りの可能性がある

連絡が遅い場合は、サイレントお祈りの可能性があります。サイレントお祈りとは、不合格者に「不合格です」と通知しないこと。その場合は、面接の合格者にのみ次の選考の連絡があります。

新卒採用に関する企業調査によると、不合格者への連絡について22.4%の企業が「しないことがある」と回答しています。理由は、不合格者への連絡は時間と手間がかかるためです。ただこれは、企業側の都合であることが多いため、学生が嫌悪感を示しやすくなります。

出典: 2017年度新卒採用に関する企業調査

面接結果の連絡を待つ間は、「不合格と知らされないサイレントお祈りが存在する」ということも念頭に入れておきましょう。

面接結果の連絡までにかかる日数は?

連絡が来るまで、だいだいどのくらいの時間がかかるのでしょうか?ここでは、

  • 面接結果を連絡する日数の目安
  • 企業規模によってかかる日数は異なること
  • 長いとどれくらいかかるのか

について解説します。

1週間程度で連絡する企業が多い

面接結果の連絡は、1週間以内にする企業が多いです。例えば、月曜日に面接を実施した場合は次週の月曜日までに連絡します。

ただ企業によっては、1週間以上かかる場合もあります。1週間はおよその目安であり、絶対ではないことを覚えておいてください。

企業規模によって異なる

連絡にかかる日数は、企業の規模によって異なります。それは、企業の規模によって応募人数や採用活動に割ける社員の数が違うからです。

例えば、大企業は合否連絡が遅い傾向にありますが、中小企業は早くて2日後という場合があります。中小企業は大企業に比べ、応募者が少ないなどの理由で選考や採用会議がスムーズに進むためです。

また、採用活動をする社員数が少なければ、応募者1人1人の合否を判断するのに時間がかかります。結果として、面接結果の連絡が遅くなってしまいます。

長いと2週間かかる

連絡にかかる日数はおよそ1週間ですが、長いと2週間ほどかかるケースもあります。応募人数の多さや、上司に面接内容を報告する手間がかかることが原因です。

また、応募者を合格にするか不合格にするか悩んでいる場合も、連絡が遅くなりますそれは、万が一内定辞退者が出てしまったときに、応募者を「合格」と切り上げるための「キープ」として考えている場合があるからです。

採用というのは、企業からすれば大きな投資です。採用後も、人件費として多くのコストがかかります。そのため、採用は決して容易にできるものではなく「本当に自社が採用するべき人材か?」と迷うのも当然だと考えられるでしょう。

期日が過ぎても連絡が来ない場合は問い合わせる

「面接結果は1週間以内に連絡します」といわれたのに期日を過ぎても連絡がこない場合、とても不安になりますよね。

事前に知らされていた期日が過ぎても連絡が来ない場合は、企業に問い合わせてみましょう。ここでは、

  • メールでの問い合わせ例文
  • 電話での問い合わせ例文

を紹介します。

メールでの問い合わせ例文

例文:メールで問い合わせるとき
件名:○月○日の面接の結果につきまして(○○大学○○学部○○)

○○株式会社
人事部 ○○様

お世話になっております。○○大学○○学部の○○と申します。

先日は面接のお時間を設けて下さり、誠にありがとうございました。面接官の皆様の温かいお言葉のおかげで、リラックスして取り組むことが出来ました。

本日は面接結果の件でご連絡致しました。

大変申し訳ありないのですが、面接当日に結果の通知期間をお聞きするのを失念しておりました。そのため、面接結果の連絡がいつ頃になるか教えて頂けると幸いです。

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い致します。

―――――――――――――――
氏名(ふりがな)
○○大学○○学部○○学科○年
tel:080-☓☓☓☓-☓☓☓☓
mail:□□□@☓☓☓.△△.jp
―――――――――――――――

まず、面接の機会を設けて頂いたことにお礼を述べましょう。そして本文内で、連絡がいつごろになるのかを尋ねます。ここで、自分が連絡日時を聞き忘れたと下手に出ることも大切です。

電話での問い合わせ例文

例文:取り次いでもらう前
お世話になっております。私、○○大学○○部の○○と申します。選考結果の件についてお電話致しました。人事部の○○様はいらっしゃいますか?
例文:取り次いでもらった後
お世話になっております。○○大学○○部の○○でございます。先日は面接のご機会を頂き、誠にありがとうございました。○月○日の○時に□次選考を受けたのですが、その際合否のご連絡をいつ頃頂けるか確認するのを失念しておりました。大変申し訳ございませんが、いつ頃、合否の結果はいつごろ発表なのか、お聞かせ頂くことは可能でしょうか?

採用担当者と別の方が出た場合は、採用担当者に取り次いでもらいましょう。取り次いでもらったら、まず面接のお礼を述べます。そして、面接結果の連絡がいつごろになるのか、できるだけ催促のイメージを与えないように問い合わせてみてください。

よくあるQ&A

ここでは、面接結果についてよくあるQ&Aを紹介します。具体的には、以下の2つです。

  1. 連絡の期日内に土日を挟む場合は?
  2. いつまでに連絡するか言われなかったときは?

1.連絡の期日内に土日を挟む場合は?

土日を含んで数える企業が多いです。例えば、水曜日に面接を受けて「1週間以内に面接結果を連絡します」といわれた場合は、次週の水曜日までとなります。

ただ、中には営業日でカウントする企業も。例えば、水曜日に面接を受けて「7日以内に面接結果を連絡します」と言われた場合、次週の金曜日までとなります。結果が届くまでの日数を「面接日から何日か」で数えるのではなく、「木・金・月・火・水・木・金=7日」で数えるからです。

そのため、「1週間以内に連絡します」といわれた場合は、面接を受けてから最大10日までと考えておきましょう。

2.いつまでに連絡するか言われなかったときは?

結論、合格か不合格か微妙なところです。学生ができる行動としては、待つしかありません。

いつまでに連絡するかいわれない理由は、以下が挙げられます。

  • 選考に時間がかかる
  • 面接官が合否に迷っている

いつまでに連絡するかいわれず、面接から約10日経っても連絡がこない場合は、問い合わせるのも1つの手です。

ただ、企業側の都合で連絡が遅れている可能性があります。そのため、問い合わせる場合は失礼のない聞き方をする必要があります。

電話で問い合わせる場合は、始業時間や昼休みなどを避けた営業時間内に連絡し、「今お時間をいただいてよろしいですか?」と確認しましょう。

まとめ

今回は、面接の合否サインや面接結果の連絡が遅い理由、企業へ問い合わせるときの例文を紹介しました。

面接結果がなかなか来ないと不安になりますよね。志望度の高い企業であれば、なおさら不安になりやすいと思います。ただ、面接結果を応募者へ連絡するまでには、どうしても時間がかかるもの。

連絡期日内であれば、気長に連絡を待ちつつ他の就活を進めましょう。もちろん、期日になっても連絡が来なければ企業に問い合わせてみるのがよいです。

今回の記事が、面接結果の連絡に悩む就活生の手助けとなれば幸いです。

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