
就職活動を始めていく中で、企業に応募する前にOB訪問を実施する場合がありますよね。
卒業生や知人を介して、実際にその企業で働いている先輩に対して話を伺ったり、質問する機会があるとその後の就職活動でミスマッチすることなく安心して進めて行くことができます。
OB訪問をする際にこのような疑問が浮かんだ方もいるかもしれません。
「具体的にどの様な質問をしたらいいのだろうか」、「絶対に聞くべき質問はどう言った質問なのだろう」これらの疑問を解消し実践できるように、OB訪問の聞くべき質問について解説していきます。

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この記事の目次
【OB訪問の質問】OB訪問で絶対に聞くべき質問とは?
本記事では、学生時代に最終面接到達回数15社以上、内定企業10社以上獲得の実績と実際にOB訪問を経験して培ったノウハウを元に、皆様に自信を持って就職活動に望めるような情報を提供したいと思っております。
これから就職活動を控えている方や転職でのキャリアアップを考えている方へのヒントやモチベーションUPになれば幸いです。
OB訪問での下調べはマスト!
これは大前提となりますが、OB訪問の貴重な時間を充実したものにするためには、しっかりとした事前準備が必須になってきます。OB側も日々の業務の忙しい中で、時間を割いて対応してくれるので、下調べの段階で理解できるような内容については必ず自分で調べておきましょう。
学生にとっても、先輩にとっても貴重な時間ですので、その時間を無駄にしないためにもとても大切なことです。
ですが、何を調べればいいの?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますので、最低限自分で調べるべき内容について以下で紹介していきます。
訪問先企業の事業内容
訪 問先の企業の事業内容については必ず事前に把握しておきましょう。「その会社がどのような業界なのか」「どのような事業を行っているか」そして、「どのような商品や商材を扱っているか」これらの内容は企業のホームページなどで紹介されている場合がほとんどなので、失礼に当たらないように、事前に調べて理解を深めましょう。
そうすることで、質問してみたい内容も徐々に浮かんで来ると思います。また、自分で企業研究をすることが「力」となり今後の就職活動を進めて行く上での大切なポイントになります。
企業の募集要項
企業が事前に提示している募集要項をしっかり読み込みましょう!そうすることで、労働条件であったり、初任給や福利厚生などの多くの情報を得ることができます。
基本的には、OB訪問時に給与の話や福利厚生などの話は避けた方がいいですが、どうしても理解できない場合や聞いておきたいポイントがある際は、メモに残しておいてさりげなく質問できるといいですね。
企業の募集要項には、質問せずとも事前にある程度把握できる情報が記載されているので確実に目を通しておきましょう。また、同じ業界でも会社によって募集要項が違ってきますので、しっかりと抑えておくこで企業選びの際にスムーズになります。
最も大切な「心構え」について
OB訪問で最低限、下調べしておくべき内容について理解できたと思いますが、OB訪問で質問をする以前に最も必要なものの一つに「心構え」というものがあります。
前項でも説明しましたが、OB・学生双方にとって貴重な時間になります。しっかり身なりを整え、好印象を与えることができるように努めましょう。
また、OB訪問をさせて頂く際に送るメールでのやり取りであったり、当日の場所など、OB訪問をする前の事前段階からあなたの評価が始まっていると言っても過言ではありません。(採用に直結するわけではありませんが。)
実施時間や場所についてはOBの会社の近くなのか別の場所なのか、その日のOB側のスケジュールによって変更される場合があるのでスケジュールは柔軟に対応できるようにしておきましょう。何事も事前の準備が大切になってきますね!
何が知りたい?何を聞きたい?を考えよう!
OB訪問時に「下調べ」がいかに大事か理解できたと思います。それでは、実際にどのような質問がしたいかを考えてみましょう。OB訪問時に対応してくださる先輩は、採用を担当していない場合がほとんどだと思いますので、普段聞けないようなざっくばらんな話し合いができるといいと思います。
企業の採用担当者とは、選考が始まった後も何度か会う機会があるかもしれませんが、実際にその企業で働いている先輩とはなかなか会う機会も限られてきます。ですので、ぜひ、ぶっちゃけトークをしてみてください!この機会を積極的に活かして採用担当者に聞けないような質問をしてみましょう!
※あくまで私個人の見解ですが、企業の採用担当者は企業のイメージをよく見せるために学生からの質問に対して魅力的に映るような答えを準備していることが多いと思います。そのため、現場のリアルな声を聞くことはとても重要なのです!
仕事内容の詳しい実態
OB訪問先の企業の志望度が高く、より深く知りたい場合は、会社や仕事内容の実態を聞くことで自分とマッチしているかを判断する材料になるでしょう。
また、業界や職種が絞れている人は、競合他社との比較をしながら業務内容を理解することで、より自分に合った企業を見つけることができると思います。まだ志望業界や職種が絞れていない人にとっても、OBの率直な意見を聞くことで今後の就職活動のヒントになります。
社員の本音
企業のホームページや採用説明会などではなかなか分からない、現場で働く社員のリアルな声を聞く機会はこのOB訪問くらいしかありません。入社してからの初期配属からキャリアステップなど先輩社員が何を目標として日々頑張っているのかを聞いてみましょう。
また、そもそも働くということについて漠然としている学生も多いかもしれませんよね。そんな時に、比較的年齢も近い先輩社員の生の声を聞くことでイメージできる部分も増えるのではないでしょうか。ぜひ、臆することなく質問してみてください。
就職活動の成功法
当たり前ですが、先輩社員は過去に就職活動をたくさん経験して今の会社に就職することを自分で判断し決断しています。その結果に至るまでに多くの不安や迷いがあり、就職活動中は上手く行かなかった時期もあったと思います。
今、就職活動をしている中で悩んでいることや、なかなか踏み切れないことがある場合はOB訪問時に先輩に正直な胸の内を質問してみることで解決できるかもしれません。
どの業界で働きたいか分からない方、エントリーシートの書き方や面接での好印象の残し方が分からない方などは先輩社員からアドバイスを受けてみるのもいいでしょう。先輩社員の就職活動の経験を聞いて、最終的には自分で考えて決断できるようになりましょう。
仕事以外の生活情報・その他全般
近年、就職活動を進めて行く中で、「働きながらも自分のプライベートの時間を大切にしたい」という考え方を持ちながら就職活動をしている学生が増えてきています。そこで、先輩社員の仕事以外のプライベートでの情報や充実した話を聞くことで入社意欲が上がる場合もあります。
また、働き方に悩んでいる方や自分のライフスタイルを最大限大切にしながら働きたいと考えている方も先輩社員の話を参考にすることができます。
例えば、残業がほとんどなく定時で退社できたり、土日祝日休みだったり、シフト勤務だったり。業界・職種・企業・部署によって本当に様々な働き方があります。ですので、仕事以外の話も聞いてみることで、その会社の勤務スタイルが自分に合うかも含めて判断できるでしょう。
聞きたい内容別の質問例
ここまで読んで頂いたみなさんは、OB訪問で何が知りたいのか、何を聞きたいのかを考えることができたと思います。
また、質問する内容についてある程度イメージが湧き、質問内容が固まってきたのではないでしょうか。それでは、聞きたい内容別の質問例をそれぞれのパターンごとにまとめましたので参考にしてみてください。
仕事内容の詳しい実態について聞く場合の質問
仕事内容の詳しい実態について聞く質問例として、以下の質問が考えられます。
- 一日の勤務スケジュールを教えてください。
- 初期配属先のパターンについて教えてください。
- 仕事のやりがいはなんですか。
- 仕事で辛いと思ったことはなんですか。
- 入社してから現在まで、どのようなキャリアパスをしてきましたか。
- 仕事上の失敗談を教えてください。
- 仕事をする上で気を付けていることはなんですか。
まず最初に、一日の勤務スケジュールを質問してみることで仕事のイメージが沸きやすいと思います。その質問を歯切りに、教えて頂いた内容に関して分からないことがあれば質問し、理解をどんどん深めていきましょう。例えば、会議の進め方や取引先企業への訪問の仕方などその企業のやり方を知ることは入社してからもとても重要です。
なんとなく仕事の内容が分かってきたら、仕事のやりがいや大変だったことなどを聞いてみるとさらに自分が入社したことを想定して考えることができます。以上のことを深掘りしながら質問してみましょう。
社員の本音について聞く場合の質問例
社員の本音について聞く場合の質問例として、以下の質問が考えられます。
- この会社に入社した決め手はなんですか。
- 社内の人間関係はどうですか。
- 会社の強みと弱みについて教えてください。
- どのような時期に残業がおおいですか。
- 平均して残業は月どのくらいありますか。
- 有給休暇は取得しやすいですか。
- 社内イベントなどはありますか。
- 会社で活躍している人にはどのような共通点がありますか。
先輩社員がなぜこの会社に入社しようと思ったのか、決断した背景を聞いてみることで自身の就職活動の軸を決めるのに役立ちますし、今悩んでいる人にとってはとても参考になると思います。更に、社内の人間関係やイベントの有無を確認することで社内風土を知ることができ、自分が企業に馴染めるかも確認できます。
採用担当に聞けないような質問でも先輩社員から本音を聞き出してみることでその企業を理解することができます。ここで注意しておきたいことは、給与などの質問です。気になる気持ちもわかりますが、OB訪問ではなるべく控えましょう。
就職活動の成功法について聞く場合の質問例
就職活動の成功法について聞く場合の質問例として、以下の質問が考えられます。
- 就職活動中に特にやっておいた方がいいことはありますか。
- なぜこの業界に入社することを決めたのですか。
- 他にどのような業界で悩みましたか。
- エントリーシート作成でのアドバイスをお願いします。
- 面接で意識していたポイントはありますか。
- 何社くらい応募しましたか。
先輩社員が学生時代にどのような方法で就職先を探し、応募したのかを聞くことで、企業の探し方や応募方法を知ることができます。これは希望する企業によっては選考の近道になる可能性もありますのでぜひ、聞いてみましょう。
また、先輩社員は学生時代の就職活動を客観的に振り返って話してくれるので、学生時代にやっておいた方がいいことや就職活動の進め方などアドバイスをくれるかも知れません。社会人の先輩から就職活動の成功法を学びましょう!
仕事以外の生活情報・その他について聞く場合の質問例
仕事以外の生活情報・その他について聞く場合の質問例として、以下の質問が考えられます。
- 平日の仕事後は何をして過ごすことが多いですか。
- 普段の休日はどのような過ごし方をしていますか。
- 仕事とプライベートを分けるために意識していることはなんですか。
- 仕事以外で社内の方と過ごす時間はありますか。
- 社会人になってから勉強していることはなんですか。
仕事以外のプライベートの時間の過ごし方を聞く場合はできるだけ具体的に質問するといいでしょう。社会人にとって仕事とプライベートをしっかり分けてリフレッシュすることも大切なことです。そう言った話を聞き出すことで、仕事の忙しさや私生活の充実度を想像できますよね。
もちろん、質問の仕方によっては相手に失礼な印象を与えかねないので、しっかりと人間関係が構築できたなと確認できたところでこのような質問を切り出してみるといいと思います。
また、社会人になってから勉強しておいた方がいいことを聞いておくことで、入社してから必要な資格などがわかり、心の準備ができます。
経験者が語るOB側の正直な本音
私自身、企業で働き出してからOB訪問を実際に依頼されて、実施した経験が何度かあります。その経験から一つだけ言わせていただけるなら、残念ながらOB側にはメリットは存在しません。。
正直なところ、日々の業務で忙しくその合間を縫って時間を作り、質問に答えるのはなかなか大変でした。ですが、かわいい後輩のためなら!とOB側のみなさんは頑張ってなんとか日程調整をしてOB訪問を実現させてあげようと動いている方が多いのではないでしょうか。
ですので、OB訪問を実施する際は必ず事前に準備をして、質問の優先順位を決めておくといいと思います。そして一つでも多くの成果を掴み取ってください!
まとめ
本記事では、学生時代に最終面接到達回数15社以上、内定企業10社以上獲得の経験と実際に企業で採用を担当して培ったノウハウを元に、OB訪問時の質問について解説してきました。
この記事を読んで少しでも、OB訪問の進め方やOB訪問時に知っておいて頂きたい内容、抑えておいて頂きたいポイントを理解して頂ければいいなと思います。
もちろん、これらの情報はあくまでも一例に過ぎませんが、これから就職活動を控えている方や転職でのキャリアアップを考えている方へのモチベーションUPになれば幸いです。
これらのポイントを参考にぜひ、充実したOB訪問の時間を過ごしてくださいね!!