タロ
新卒採用・中途採用担当や営業職を4社経験し、就活ではweb業界を中心に常にキャリアップを目指せる環境を重視していました。今年からは、某企業のwebディレクターとして入社予定です。

緊張してうまく喋れない…
人見知りで悪い印象を与えてしまった…
人生を大きく左右する就活ですが、コミュ障が原因で思い通りに就活できていないという人も多いのではないでしょうか?

結論からいうと自分の性格を理解して克服する努力をしなければ、内定の確率はどんどん低くなる可能性があります。

よって、コミュ障だけど内定を取りたいという人は「今からできる改善方法」をしっかり理解して早めに行動する必要があります。

就活生
例えばどんな改善方法があるだろう?

この記事では下記の内容に沿って人事部の新卒採用担当だった私が解説していきます。

この記事の目次

【就活が無理?】そう感じてしまう人の特徴と対処法5選

就活が無理だ…」と感じてしまう要因はさまざまですが、コミュ障も原因のひとつです。

志望する会社に就職する意志が強くても、いざ面接となるとコミュ障が出てしまい失敗してしまう人も少なくありません。

そのため、コミュ障をできるだけ改善できるように努力する必要があります。

ここからは下記の内容に沿って解説していきます。

  • コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまう人の特徴
  • コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまった時の対処法
  • 諦めずに克服する努力をする

コミュ障が原因で
就活が無理だと感じてしまう人の特徴5つ

コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまう人も多いと思いますが、何が原因なのかを明確に把握していない人が多い傾向にあります。

ここからは、コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまう人の特徴を5つにまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 会話のキャッチボールができない
  • 人見知りをしてしまう
  • 目を見て話せず悪印象を与えてしまう
  • 自分の気持ちをうまく伝えられない
  • 緊張しすぎてしまう

【コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまう人の特徴1】
会話のキャッチボールができない

コミュ障にも色々な原因がありますが、会話のキャッチボールができないという特徴があります。

会話のキャッチボールができない人でもいくつかパターンがあります。

  • 質問に対して回答ができない
  • 相手の話を聞かずに一方的に話をしてしまう
  • ちょっとしたことで怒り出す

 

基本的にコミュニケーションを取るのが苦手なため、人間関係をうまく構築できない傾向にあります。

社会人になると、社外や社内問わずコミュニケーション能力が必須になります

面接態度や質問に対しての返答を判断材料として「この会社で活躍できる人物か?」を判断しているため、会話のキャッチボールができなければ、面接官側は判断材料が無くなってしまいます。

日常生活から会話のキャッチボールがうまくいかないと感じている場合、そのまま面接日当日を迎えても、内定の確率は低くなってしまうので注意が必要です

【コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまう人の特徴2】
人見知りをしてしまう

コミュ障が原因で人見知りをしてしまう人も多いと思います

人見知りの多くは、関係性が低い人に対しての警戒心がとても強く、ありのままの姿で接するまでに相当の時間を要します。

  • この人は関わっていい人間か?
  • 何かあやしい点はないか?
  • 騙してこようとしていないか?

コミュ障の人は特に、他人に対して警戒心を持っている人が多い傾向にあリます。

面接をする場合は全員が初対面になるので警戒心が強くなってしまい、就職活動が他の人と比べて圧倒的に不利になります。

初対面の人と話すのが苦手でも、就職活動では関わりのなかった人と長時間の会話をすることを避けられません。

人見知りだから…」ということを理由に目の前のことを避けても、いつまでも改善されません。

日常生活から一歩を踏み出して、自分から話しかける習慣などを身につけなければ、改善されないまま不利な状態で面接を迎えることになってしまうので注意が必要です。

 

【コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまう人の特徴3】
目を見て話せず悪印象を与えてしまう

コミュ障の人は目を見て話せないという特徴があり、悪印象を与えてしまうことも少なくありません

  • 目を見て話すのが怖い…
  • 目を合わせられない…
  • 自分に自信がない…

日常生活で常に目を見て話す習慣が少なくても問題はないですが、面接という場面ではそうはいきません。

目を見て話していなかったり、目を逸らしてしまったりすると、面接官側からすると「やる気がない」「自信がない」と思われてしまう可能性が非常に高くなります。

自分をまっすぐ見つめる面接官の視線を受け止めるのは難しいと感じてしまいますが、それを克服しなければ悪い印象が残ってしまいます。

自分に悪気はないにも関わらず、性格の問題で相手に悪い印象を与えてしまうのは得ではありません。

人間は良い印象よりも悪い印象の方が残りやすいので、面接中の視線には特に注意が必要です。

【コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまう人の特徴4】
自分の気持ちをうまく伝えられない

自分の気持ちをうまく伝えられないのもコミュ障の原因のひとつです。

「言葉が出てこない…」
「何と伝えて良いか分からない…」
「恥ずかしい失敗をしたくない…」

自分の気持ちをうまく伝えらない原因をさまざまですが、面接の場では会社を志望した理由や、自身の長所や短所をうまくまとめて伝える必要があります。

特に自分の気持ちを伝えられない人は、自分に自信がない人が多い傾向にあります。

自分に自信を持って会社を志望しなければ、面接側は不安が募るばかりで「採用しよう!」という気持ちがどんどん薄まってしまいます。

自分の気持ちをうまく伝えられないと、面接官側は一緒に働きたいと思わなかったり、無能と判断されたり、社会人にとって重要な報告・連絡・相談ができないと判断されてしまいます。

自分のネガティブ思考なことによって就職活動がどんどん不利になってしまうので注意が必要です。

【コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまう人の特徴5】
緊張しすぎてしまう

緊張しすぎてしまうことも、就活が無理だと感じてしまうコミュ障の特徴です。

「慣れない人と話すのが苦手…」
「ミスをすることが怖い…」
「慣れない環境におびえてしまう…」

面接は誰もが緊張する瞬間ですが、コミュ障の人の場合は緊張する要因がさまざまなので、一般的な人よりも極度に緊張してしまう傾向にあります。

しかし、緊張しすぎて話せないといっても、面接時には面接官に伝えることが多くあります。

  • 志望動機
  • 経歴
  • 長所と短所
  • キャリアプラン
  • 質問

面接官は質問を通して、会社の求める人材なのか適性を判断しています。

会社の求める人物像と比較して、マイナス面が多ければ面接官は活躍できる人材という判断をしにくくなります。

面接は簡潔にまとめて返答をすることが求められるので、緊張を理由にしてしまっては内定が出ることはないと考えていいでしょう。

自身のマイナス要素を克服しようと行動しなければ、就職活動は圧倒的に不利になるので注意が必要です。

コミュ障が原因で
就活が無理だと感じてしまった時の対処法5選

自身がコミュ障ということを自覚して就活が無理だと感じている人も多いと多いますが、そのまま就職活動を行なっても不利な状況ということに変わりはありません。

コミュ障を自覚した瞬間から、改善するための行動を起こすことで、就職活動を有利に進められる可能性があります。

ここからは、コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまった時の対処法を5つにまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

【コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまった時の対処法1】
面接の練習を人より多くする

コミュ障で就活が無理だと感じてしまった時の対処法のひとつが、面接の練習を人よりも多くすることです

コミュ障の人は特に人と会話をする機会が少ない傾向にあるので、面接という緊張感の中で胸を張って面接官と会話をするのは非常に困難です。

よって、コミュ障を少しでも克服するために人よりも多く面接の練習をすることが大切です。

面接練習の機会を増やすことによって、面接の緊張感が軽減し面接官との会話もスムーズに行うことができます。

  • 相手の目を見て話す
  • 元気よく発言をする
  • 分かりやすい言葉で話す
  • 自信を持って臨む

 

面接は非日常的な面も含まれる分、コミュ障の克服に大きな影響を与える可能性が高くなります。

しかし、面接練習のしすぎで台本のように回答を覚えてしまわないよう注意が必要です。

台本のように回答を準備してしてしまうと、「答えている」というより「読んでいる」というイメージを与えてしまい、面接官への印象が悪くなる可能性があります。

質問内容に対して、自身の言葉で簡潔に回答できるよう、キーワードだけを記憶して面接に臨むようにしましょう。

【コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまった時の対処法2】
人と会話する機会を増やす

コミュ障で悩んでいる場合、人との会話の機会を増やすのも対処法のひとつです

コミュ障を少しでも克服するために面接練習をしたり、OB訪問で初対面の人と話すことに慣れたりすることも大事ですが、その機会を作る回数には限界があります。

そこで重要になってくるのが、日常で人と会話をする機会を増やすことです。

  • 家族
  • 友人
  • 先生

身近にいる人との会話の機会を増やすことで、人と話すことへの抵抗が少なくなる可能性があります。

気を遣うことなく話せる人と会話する機会を増やして、慣れてきたら関係性の低い人たちへと関わりの範囲を広げることで、初対面の人でも話せるようになるかもしれません。

コミュ障ということを理由に人との関わりを制限することは、就活の範囲を自分で狭めているようなものです。

会話の機会を増やすことは、就活の幅が広がると考えてみてもいいかもしれません。

【コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまった時の対処法3】
第一印象を見直してみる

コミュ障で就活が無理だと感じている場合、第一印象を見直してみるのも手です。

コミュ障の人は、第一印象に自信がない傾向にあるため、外見などを見直すことでコミュ障が改善されるかもしれません。

  • 清潔感ある髪型にする
  • 服装を整える
  • 明るく元気な態度で接する

多くの人と関わっていくうえで第一印象はとても重要な要素です。

現在、関わりを持っている人たちは長年関わってきていて、自分を理解してくれている人が多いと思います。

しかしそれが当たり前となってしまい、その他の関係を求めなくなっているため、外見や第一印象を改善しようとしない人が多いです。

いろんな人と関係を広げるためには「相手から見た自分」を想像して、ダメだと思う点を改善することで人間関係はどんどん改善されていきます。

自信がないからといって諦めず、自分自身を変える努力をすることもとても重要なので意識していきましょう。

【コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまった時の対処法4】
自己分析をする

自己分析をすることも、コミュ障が原因で就活が無理だと感じている人にとって重要な対処法です。

  • 自分の性格
  • 自分の第一印象
  • 自分の態度
  • 自分の強みと弱み
  • 自分の価値観

 

自己分析の内容もさまざまですが、人が無意識にしている言動は過去と現在で大きな違いはありません。

そのため、自己分析をすることで、過去を振り返り何が原因でコミュ障が目立ってしまっているのかを知ることができます。

自己分析をすることで自分自身を客観的に分析できるので、コミュ障を改善したい人にとってとても重要であるといえます。

自己分析は自分自身を客観視できるだけでなく、自分に合った企業選びがより正確に行えるので、本格的な就職活動が始まる前に行えるようにしましょう。

【コミュ障が原因で就活が無理だと感じてしまった時の対処法5】
自分に合った職種を理解する

コミュ障の人にって、自分に合った職種を理解することもとても重要な要素です。

人は得意と不得意があるように、仕事でも向いている仕事と向いていない仕事があります。

コミュニケーションを取ることが基本的に苦手にも関わらず、ノルマ達成型の営業職を志望する人はまずいないでしょう。

  • 自分の性格
  • キャリアプラン
  • 得意なこと
  • 不得意なこと

 

自己分析をすれば、自分がどんな人間で、どんな仕事が向いているのか明確な答えが出るはずです。

無理やり向いていない職種を選ぶのではなく、自身が向いている職種で経験を積んで、社会人に必要なスキルを身につけてから、リアアップを目指して異業種に転職することがおすすめです。

また、就職活動中は学内での就職相談などがあるので、転職者に比べて志望する職種を明確にしやすい環境です。

その環境を利用して自分だけで判断せず、周りの意見も聞きながら転職活動ができるよう意識していきましょう。

【まとめ】諦めずに克服する努力をする

人の性格は十人十色です。

人間関係を構築するのが上手い人もいれば、引っ込み思案で人と関わるのが苦手な人もいます。

性格によってさまざまな問題点がありますが、克服しようとせずそのままにするわけにはいきません。

問題がある点を自分で分析して、改善するための努力をしなければ、コミュ障の克服や就活を有利に進めることはできません。

問題解決から逃げずに、自身と向き合って充実した生活を送るために、努力し続けられるように意識しましょう。

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